星を数えて

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大貴side









大貴「よ！慧！」









慧が運び込まれた日から、毎日会いには来てたけど、話は出来ていなかった。









慧は、俺と目を合わせずに、ただぼーっとしている。









涼介もここのところずっとぼーっとしている。









大貴「これ、飲めるかわかんないけどオレンジジュースね！」









机に置いたオレンジジュースを見て、慧は泣き出した。









本当は涼介を置いて、どこかへ行くなんて嫌なんでしょ？









涼介が大切だから、大切すぎて、慧は見失った。

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