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“慧!おかえり!!”
ってにこにこ笑う涼介。
“慧ちゃん今日何時までいんのー?”
ってさりげなく甘えてくる光。
“慧、俺の目見て”
っていつも向き合ってくれようとする雄也。
“慧、大丈夫だよ?”
そばで優しく声をかけてくれる裕翔。
“屋上でも行くか!”
って元気づけてくれる大ちゃん。
みんな大好き。
涼介をよろしくね。
生きようだなんて思えないから。俺。
深い眠りにつこうとしても、何度も何度も大きな音が鳴るから起きてしまう。
その音はよく聞けば人の声で
よくきけば雄也の声で
「慧!戻ってこい!起きろ!まだめだだからな!」
必死こいて叫んでる。
こんなんじゃ寝られない。
ふと顔を上げて、前を見ると遠くにと父さんい母さんがいた。
届きそうもないところ。
ぼんやりしていると、
光が見えた。
光は、いつもの笑った光るなんかじゃなかった。
悲しい顔して自分のお腹を傷つけてた。
え、、、光?
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作者名:よぞら | 作成日時:2019年5月11日 23時