パートナー (ページ16)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:36,024 hit

１５.魂ページ16

貴方side

すると中からガラガラという音がした

ソ「何か来るぜ」

扉が勝手に開き

カツン

貴「！！」

シュタイン「ぎゃふん」

男性がイスから落ちた

貴「…」

え？

シュタイン「クソ！！まだ調子悪いな…」

その人はイスごと起こし頭のネジをじぃ～こと音を鳴らしながら回していた

シュタイン「ＯＫもう一回やらせてくれ」

はい？

そして中に入っていった

ソ「オイ、だれか止めろよ」

貴「だって初対面だし…」

ブ「俺はちょっぴり気になる」

椿「……私も…」

するとまた音がなり

シ「ふんぎゃ」

また転んだ

ズッコケ博士！！

シ「でっ何か用ですか？」

ああ！！そうだった！！

ソ「お前がシュタインだな？お前の魂…食いに来た」

シュタイン博士は白衣についた埃を叩きながら

シ「…あ～あ～はいはい。そうですか」

シ「君たち「死武専」の生徒さんですよね？」

と言ってまたイスに座った

貴「あなたですよね？「死武専」生を襲っているのは。何かうらみでも？」

シュタイン博士は私の目をジッと見て

シ「別に…動機はいたってシンプル。''観察''研究''ただそれだけです。

''探求心''そいつが俺の原動力だよ

この世の全てが研究材料

もちろん俺自身もね！」

ピクッと

貴「ねェソウル？何か変な感じしない？」

私はソウルの袖を掴んだ

ソ「そうか？」

シ「君たちの魂は面白いね」

シ「特に君」

そして私を指差した

シ「ひねくれ者で皮肉屋の魂と天才で不思議さん

共鳴しあえないようで共鳴しあっている」

ソ「何！？生きてる人間の魂が見えるのか！？お前…職人！？」

貴「しかも性質まで見抜けるなんて超一流の職人よ…」

何者なのよ

こいつ

ソ「A？お前もバッチリ見えてるんだろ！？なっ！！」

貴「ええ！？……も…もちろんよ…」

本当はあやふやだけど

シ「アラ？ずい分魂が動揺しているね。か～わいっ❤️」

貴「うるさ～い！見るなァ～～！！」

ったく！

ブ「ああ…ああ…！うるせェーうるせェー！！ひゃっはっー☆

凡人どもの目立たねェー会話は終わりだ！！

これからは俺中心の前衛的な会話になるだろう！！」

ブラックスターはいつの間にか屋上にいた