437.夕日 ページ39
パン
貴「何言ってんの」
ジェ「オマエほど強くないんだオレは…」
貴「強くなければ生きてはいけないの?違うでしょ!!!生きていく事が強さなの!!!!」
貴「あなたは昔のジェラールじゃない!!!!生きる事に必死だったあの頃のジェラールじゃない!!!!」
ジェ「そうかもな」
貴「てめえ!!!」
Aはジェラールの胸ぐらをつかんだ
すると体制を崩したのかそのまま二人とも転んで行った
ドサッ
Aが下にいてジェラールが馬乗りになってる状態だ
ジェ「おまえの言葉はいつも正しい」
貴「そんな事ない…不器用なりに精一杯生きている、それだけよ」
ジェ「A…」
貴「もう…会えないかと思ってた…」
ジェ「オレの中でいつもおまえは希望だった」
貴「ふふっ。ありがとう」
貴「エルザには何も言わなくていいの?」
ジェ「ああ、オレは光の道を進むものを愛してはいけないからな」
貴「いつかその掟が無くなればいいのにね」
Aは上体を起こしジェラールを抱きしめ
貴「私はあなたにも幸せになってほしい」
ジェ「ありがとな」
二人はお互いに笑い、夕日を見つめた
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夢桜 - ルーシィィィィィ!!(泣) (2018年10月12日 5時) (レス) id: 2573e0b4df (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - スティング&ローグが登場した!これからどうなるのか楽しみです!更新がんばってください! (2017年2月19日 21時) (レス) id: 7496d4dd62 (このIDを非表示/違反報告)
瀧本晴菜 - 続きが見たいです。 (2017年1月15日 1時) (レス) id: 9a46cff4ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:歌姫 | 作成日時:2016年12月15日 20時