天才セッター４ (ページ5)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:8,112 hit

１５３.鬼と金棒ページ5

研磨side

猫「...ありゃあ...ダメだ...」

「え？」

猫「あれはとんでもねえバケモノだ...」

夜久「１０番ですか」

猫「１０番の動きも変人じみてるが、セッターの方だ」

Aだ...

猫「スパイカーの最高打点への最速のトス...針の穴を通すコントロールだ...」

猫「ただ誰にでも通用するトスじゃない。トスに絶対的な信頼を持って飛び込んでくるスパイカーにしか上げられないトスだ」

夜久「...」

猫「しょうがねぇ。天才はしょうがねぇ...が、天才が一人混じったところで、それだけじゃ勝てやしないのさ」

監督は俺を見た

弧「...翔陽が攻撃の軸...なら止めちゃえばいい...」

山本「翔陽？名前？誰？」

黒尾「あのすばしっこい１０番」

山本「ああ！」

孤「縦横無尽に動かれて捕まえらんないならその動く範囲を狭くしちゃえばいいよ

そんであとはひたすら追っかける...犬岡」

犬岡「ハイっス！」

孤「ウチで一番すばしこいのお前だよね」

犬岡「あざッス！ハイッス！」

孤「確かにあんな攻撃最初見た時は誰でもびっくりするんだと思う。おれもびっくりした...でも

最初クリアできそうにないゲームでも、繰り返すうちに慣れるんだよ」

猫「あの９番１０番は言わば__鬼とその金棒

まずは鬼から''金棒''を奪う」

A...

君はもう気づいてるよね

猫が反撃することを.....