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38.及川徹 ページ39

貴方side



練習が終わり、帰っていると



プルルルル



ん?


誰だろ






そこにあった名前は



『及川徹』



だった






貴「及川さん?」



ピッ




貴「はい。」



及川「ひっさしぶり〜A!!」




その声は右耳からも、背後からも聞こえてきた




背後を向くと



貴「及川さん!!!」



及川「ヤッホー」




なんで?

なんでいんの?






及川「いや〜成長してんね。髪の毛も伸びた?」

と言いながら、私の髪の毛を触ってくる




貴「は...はい。伸びました」




貴「あの、なんでここにいるんですか?どうせ、明日の練習試合で会うのに...」


及川「まあまあ、とりあえずAの家まで行こーっ!!」




はあ!?


及川さんは相変わらず自由で


私の手を取ってどんどん前に歩く






貴「及川さん」


及川「あーーっ!もう!!徹って呼んでってずっと言ってるのに!!」



思う時がある


この人は本当に先輩なのだろうかと





貴「気が向いたり言います」

及川「えーー」






貴「とにかく!明日の試合で私をセッターとしてフルで出す。この条件出したの、及川さんですよね?」



及川「あっやっぱ分かった?大正解〜!!」




ダブピはいらね




貴「なんで私を...?まだ1年なのに」


及川「だって久しぶりに戦うんだったらAじゃないとやだーー!!」





なにがやだーーよ!

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作者名:歌姫 | 作成日時:2017年8月21日 10時

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