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『ということがありまして…』
岡崎に帰っていた間にとしみつとどんなことがあったか
すべて話した。
真奈「うーん…。それはなんとも複雑な…」
『で、でしょ?』
真奈「…期待しちゃうようなことをしちゃったわけだ…そのとしみつくんとやらは…」
『はい…。』
まぁ…私が勝手に期待してただけなのかもしれないけどさ…
真奈「それは…。うんアウトよね…。彼女いながらAを誘ったりしちゃうなんて。」
『ほんとだよ!!…彼女いるならいるって言ってよ…。私だって知ってたら…また会いたいだなんて思わなかったのに…』
真奈「…幼なじみだからっていうので、会っても問題ないと思ったのかな…ただ単純に会いたかったって気持ちでAを誘ったのかもね…。」
『それはそうかもしれないけど…』
…私は、ただの幼なじみだからとかって気持ちでとしみつを見てたわけじゃないから…
なんて考えてたら余計に辛くなってきた…
『うえーん…』
真奈「え?え?泣いちゃった?ちょっと!?」
お酒も入ってるし…今まで仕事に追われてて、仕事のことしか考えないようにしてたから抑えられてたのに…もう情緒不安定だ。
『づばいよぉぉぉ…(つらいよぉぉぉ)』
真奈「よしよし…。辛かったね…」
きっと今の私は酷い顔してるだろう。
今までの気持ちが溢れ出して、わんわん泣いてしまった。
個室でよかった…
真奈「よし!とりあえず今日は飲み明かすぞぉぉぉぉ!」
『ゔぉぉぉおぉぉ!』
そのあと私は無事に(?)泣き止んで、とにかく飲みまくった。
くだらない話をして笑いあって…楽しい時間を過ごした
こういう時、話を聞いてくれる人がいてくれるってほんとにありがたいことだよね。
真奈「だいぶ飲んじゃったねぇ…ってA?生きてる?」
『生きてりゅ…ヒック…えへへへ〜』
真奈「こりゃだいぶ酔ってるわ…笑」
お酒は強い方だけど、かなりお酒を飲んでしまったので
久しぶりに酔っていた
成人式以来だなぁ…なんて思いながら
真奈「ほんとに、家まで1人で帰れるの?」
『だいじょうブイヨ!えへへ〜。しんぱいしすぎらヨぉ…』
真奈「まじで不安だな…。」
『だいじょぶだいじょぶ!ほらみて!しっかりあるけるもん!』
それを見た真奈は苦笑いしながら
真奈「そこまで言うなら…。でも、なんかあったら連絡してよね!!」
『はぁぁぁい!』
そう話して私達は解散した。
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Lucy-ruu(プロフ) - とっても引き込まれます。なんだか読んでてこっちももどかしい気持ちになるし、ドキドキします。更新楽しみにしています(^^) (2022年7月29日 18時) (レス) @page36 id: fa68ae75cb (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き気になりすぎます (2022年6月27日 4時) (レス) @page31 id: 785d131afe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの猫好き x他1人 | 作成日時:2022年5月8日 3時