彼氏はワタナベマホト！？

仲間家お引越し！ ページ9

Aside


「おきーてー！」

今日は仲間家お引越しの日


なのに...！

いつものごとくマホトが起きません笑


「ねぇ、引越しするんだよ？」

『俺引越ししたくないもん』


そんなのみんなそうだよ

この家にはマホトやみんなとのたくさんの思い出がある

この仲間家は本当に大好きな場所


けど、出なきゃいけないんだよね

「はぁ、また泣いちゃいそう」

『ん。』

マホトが布団の中で腕を広げてる

すぐに行きたいけど、

「そのまま寝るつもりでしょ！
その手には乗らないぞー！

起きてっ！」


布団をとろうと引っ張る

『やだ！寒い！』

マホトは寝起きでも力が強い

けど、負けないからね！


「さ、む、くないから！」

『さーむーい！』


相「いつまで続くのこの戦い笑」

「相馬さん！」


私が離したからマホトに布団がかかる

「あー！また寝る！」

相「早く起きてよ笑」

『あーもー分かったよ！』

はぁ。やっと起きた

引越しより疲れるかもこれ...笑

_________________________________________

「終わったーー！」

『俺最後に動画撮りたい』

「じゃあ撮ってきなよ
先出てるから」

『Aも写ってよ』

「うーん、まぁいっか」


『どうも ワタナベマホトです
しゅしゅしゅ

やーきたない！ぬれた！』

「大丈夫？笑
Aです！」


『今日、引越しを、します。』

「はい。
寂しいね…」

『いやー、寂しいね

じゃあ部屋を見ていきたいと思います』


マホトと1通り部屋を回って、リビングに戻ってきた

『いやー、もっと住んでたかったんだけど
クソゴミみたいなやつが来たりとか
うんこ事件もありましたし、』

「あれはほんとに怖かった…」

『あれはやばかったな！
あー行きたくねー』

マホトはそう言って寂しそうに笑う

けど、
「マホト、そろそろ行かないとね」


『もうちょっと！』

マホトはカメラを持ってずっと部屋をグルグル回ってる

『ごめん、なんかずっとぐるぐる回ってるわー
もー行かなきゃね』

「うん泣」

『泣くなよー笑』


『大好きだ〜
大好きだぞ〜』

マホトは壁に抱きついてずっとそう言ってる


ガチャ

マホトが大好きな仲間家の扉を閉める

『さようなら』

「ありがとう泣」

『もう泣くなって！笑
新しい家でいっぱい思い出作ればいいんだよ！
みんないるんだから！』

「そうだね！
これからもよろしくね！マホト！」

『なんだよ急に笑』

「いいから行こっ！笑」

『おう笑』

新居でまたいーっぱい思い出作ろう！

fin.

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