彼氏はワタナベマホト！？

沖縄２ ページ13

『ん？どした？笑』


マホトに見とれてたらマホトがいきなりこっちを向いた


「何考えてるんだろうと思って」

さすがに見とれてたなんて言えない笑

『幸せだなぁって』

「え？」

『なーんてなっ！
お前俺に見とれてたんだろ笑』

「え！見とれてないよ！？」

『図星かっ！笑』

「もう...」

『はは！顔真っ赤笑』


恥ずかしくて後ろを向いた

マホトが後ろから抱きついてきた


『こっち向いてよ』

耳元でささやかれる

「やだ、
恥ずかしいもん。」


『じゃあこのままでいいや』


...波の音だけが聞こえる


『A？』

「ん？」

『絶対どこにも行かないでね』

「どうしたの急に笑」

『Aがいないと俺じゃなくなっちゃう』

「本当にどうしたの？
私はどこにも行かないよ」


マホトが甘えるなんて珍しい。

『ほんとに？
ほんとにどこにも行かない？』

「行かないよ
絶対。」

マホトから離れるなんて私にも出来ないよ

『...




だってよサグワ聞いたか！！』

「え！？」

サ「ばっちり！！
さすが親方！！」

後ろを向くとカメラを持って笑っているサグワ、
そしてニヤニヤして見てるみんなが

『やった！大成功〜！』

「どういうこと！？」

『こいつら今日の夜、肉の寿司食べに行くんだって
でも俺らは別の場所に行きます』

「え！？お肉食べたい！」

『やっぱり笑だーめ！』

「なんで！？」

『俺から離れないって言ったよな？』


あんなに優しかったマホトが悪魔に見える

「なんで行けないのー！？
マホトもお肉食べたくないの？」

『そりゃ食べたいけど笑
それより行きたいとこあんの』

「えー！
そんなのやだー！お肉食べたいもん！」

『それよりいい所連れてってやるから笑』

「やだよー！
ってか離れないなんて言ってないし！」

『そういう時のためにサグワ、』

サ「はいww」

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「私はどこにも行かないよ？」

『ほんとに？
ほんとにどこにも行かない？』

「行かないよ
絶対。」
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『これでもまだ言ってないと言えますか？』

「...言えません。」

『はい！じゃあ決定ー』

「じゃあもっといい所ってどこ！？」


マホトがニヤって笑う

『ナイショ〜』



そのまま相馬さんたちと別れ
車に乗る

でもなぜかカイトくん、ゆうこん、サグワが一緒で


どうやら着いたらしい

「ここどこ？」

『あぁ、ここね、

廃墟。』



「はぁぁぁぁ！？」


fin.

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