【ハイキュー】歪んだ愛【月島蛍】 (ページ18)

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戸谷「タオルお待たせしました！ドリンク飲んだ方は籠の中に入れてください！」

月島「戸谷さんちょっと来て……」

戸谷「あ、月島くん？！」

休憩中だし外出ても大丈夫デショ

〜体育館裏〜

月島「ちょっとは君も休憩しなヨ」

戸谷「え？」

月島「君が倒れたら元も子もないデショ」

戸谷「ありがとう。実は少し疲れてたんです」ｴﾍﾍ

月島「はぁー、無理しないでよね」

戸谷「はいっ！では戻りましょ！」

まぁ、元気そうだからいっか

ガヤガヤ

戸谷「なにか騒がしいですね」

確かに

中に入ると少し暗いラベンダーピンク女の子を中心にして話していた

黒尾「やっと来たのかよ」

？「クロさんが起こしてくれないから悪いのですぅ」ﾑｩ…

夜久「黒尾…起こせって昨日あれほど言ったのにっ！」

黒尾「なんで俺が怒られるのさ？！」

研磨「クロが……今日…起こす当番でしょ……」

？「そーだ！そーだ！」

黒尾「ちょっとは自分で起きる努力しよっか？！」

後ろを向いてるため顔が見えないがきっと彼女は”可愛い”と言う名前が似合うだろう

猫又「おぉ、やっと来たか黒桜！」

黒桜……、？

黒桜「遅れてすいません！そしておはようございます！」

声がAに似てる

でもそんなはずがない

Aは死んだんだ

猫又「皆、集合してくれ」

彼女はまだ後ろを向いている

「「「「ウイッス」」」」」

猫又「黒桜、自己紹介してくれ」

黒桜「はい！」

え、？

振り返った彼女は2年前僕のせいで“死んだはずの彼女”だった

そして

黒桜「遅れてすいません！」

2年ぶりに見た彼女は

黒桜「遅れた分仕事で取り返します！」

少し大人びていて

黒桜「はじめましてっ！音駒高校1年マネージャーの黒桜Aです！」

無邪気な声で

黒桜「精一杯頑張って皆さんのサポートをするのでよろしくお願いします」ﾆｺｯ

僕の大好きなその笑顔で笑った