【ハイキュー】歪んだ愛【月島蛍】

8話 ページ11

〜放課後〜




戸谷「月島くん！何処で勉強する？」









図書館……は戸谷さん本読みそうだし…教室…は…閉まっちゃうし









月島「僕の家でする？」









戸谷「え？いーの、？」









月島「うん…」









あんまり入れたくないけど…そーいや戸谷さんを家に呼ぶって初めてか…









お母さん大丈夫かな…









〜月島家〜






月島「ただいまー」







戸谷「お邪魔しまーす」







母「おかえり蛍！あら？そちらの方は？」








月島「僕の彼女」









そいうとお母さんは一瞬顔を顰めた









戸谷「初めまして！戸谷百合と言います！よろしくお願いします」







母「そう……よろしね戸谷さん……蛍、ちょっといいかしら？」ニコ









お母さんはどうやら怒ってるようだ









月島「僕の部屋は二階上がって奥の方だから先行ってて」









戸谷「は、はい！」









母「なに？あの子！あんな子お母さんは許しません！」








月島「別に僕が誰選ぼうが自由デショ」









母「私は、彼女もお嫁さんもAちゃんしか許しません！」









月島「お母さんは、僕に彼女作るな結婚するなって言いたいの？それに…Aはもう居ないんだよ！」









お母さんはAを溺愛してるからそんな事言うって分かってる









母「そうじゃない！Aちゃんは生きてるの！！」









そいうとお母さんはテーブルに置かれている小さい頃の僕とAの写真を手に取り見た









月島「はっ？何言ってんの？Aは死んだんだよ？！僕のせいでっ！！！」









母「違う！蛍のせいじゃないっ！！違うの！」









月島「何が違うの？生きてるんでしょ？！だったら会わせてよっ！ここに！連れてきてよ！！」









母「………」








月島「どーせ嘘なんでしょ？」









何か言いたそうなお母さんを無視して僕は部屋に戻った









戸谷「っ！月島くん…遅かったね…」









僕は今の顔を見られたくなくて戸谷さんを抱きしめた









戸谷「つ、月島くん……？///」









月島「ちょっとだけ…こうさせて」









戸谷「はい…///……どーしましたか？何かありましたか？」









月島「何もないよ…勉強しよっか」

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