第拾陸話 ページ24
『手続きは私がしておこう。準備も含めて、そうだな．．．三日後くらいには学校に行けるだろう。御前達の歳だと妓夫太郎は瑠璃と同い年くらいだから．．．』
瑠璃がこの前小学校を卒業したばかり。
妓夫太郎は瑠璃と歳は同じくらいだから中学校に行かせるとして。
梅は
『なぁ、梅、妓夫太郎。御前達の歳の差は幾つだい？』
妓「俺と梅の歳の差ぁ？」
梅「二つ位じゃなかった？お兄ちゃん」
妓「そうだなあ梅」
二人の歳の差は二つか。それならば
『妓夫太郎は中学校の一年から。梅は小学校の五年くらいからかな。だからごめんね梅。学校は少しの間妓夫太郎と離れ離れだ。』
梅「お兄ちゃんと学校違うの！？嫌々そんなの嫌よ！」
『すまないね梅。でも此ばっかりはどうしようもないんだよ。家に帰って来れば妓夫太郎に会えるから少しだけ我慢してくれないかい？』
妓「そうだぞ、ずっと離れ離れって訳じゃねぇんだからなあ。」
梅「うぅ、わかったよ。」
『うん、有り難う、梅。』
─────
『制服、良く似合ってるじゃないか。妓夫太郎。』
梅「とってもカッコいいわよ、お兄ちゃん！」
妓「ありがとなあ」
『さあ、梅も準備を始めて。時間が来てしまうからね。』
────
『二人ともどうだった？初めての学校は』
梅「中々楽しかったわよ！」
妓「まあまあだったなあ」
『ふふっ、取り敢えず問題は無いようで良かった。何かあったら直ぐに、直ぐに言ってくれ。良いね？』
((二回言った....))
梅「もちろんよ！Aったら心配しすぎね！」
『そりゃあ心配にもなるだろう。』
妓「梅は綺麗な顔してるからなあ」
『何を言っているんだい、妓夫太郎。私が心配しているのは御前もだよ。大切な私の子だからね。』
梅「私の子って、そんなに歳は変わらないじゃないの！」
『まあ、家族ってことには変わり無いさ。』
━━━そしてかなりの月日が流れ━━━
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芽濃琉/メノル
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雪雨 - 梅ちゃん可愛い！ (2020年5月27日 20時) (
レス) id: 018abbf0f2 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 梅ちゃん、来たー。 (2020年5月25日 22時) (レス) id: 0f7176d954 (このIDを非表示/違反報告)
芽濃琉/メノル(プロフ) - ゆでめんだこさん» ありがとうございます！私の妄想でしかないんですけどねww楽しみにしてて下さい！ (2020年5月25日 21時) (レス) id: 5e032c8507 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでめんだこ - ヒーローじゃない系初めて見ました！これからの展開が楽しみです！ (2020年5月25日 20時) (レス) id: ae6073fefe (このIDを非表示/違反報告)
芽濃琉/メノル(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます！これからも面白いと思って貰えるよう頑張ります！ (2020年5月24日 21時) (レス) id: 5e032c8507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽濃琉/メノル | 作成日時：2020年5月21日 23時
