第拾肆話 ページ22
そして私達は目的の店に着いたのだが．．．
『こら、梅！走ってはいけないよ！』
梅「うぅ、ごめんなさい。でもこういうお店に来ることなんて殆ど無かったからつい楽しくなっちゃうのよ！」
『梅、気持ちは分からなくないから、はしゃぐな、とは言わないがあまりはしゃぎすぎないように。』
此の通り梅がはしゃいで店の中を走り出した。
気持ちも分からなくないからあまり偉そうには言えないがな。
『よし、それじゃあ買い物を始めようか。どんな着物が良い？梅、妓夫太郎。』
梅「アタシはね〜、可愛いのが良いわ！」
『そうか、じゃあ自分で好きなのを見てお出で。その方が自由に選べるだろう。後、靴とかも選んでお出で。ただし！此の店から出てはいけないよ、良いね？』
此の店から出られたら探すのが難しくなるからね。
まあ、万が一そうなっても何とかして見つけるが。
梅「わかったわ！それじゃあ早速色んなのを見てくるわ！」
『行ってらっしゃい。何かあったら呼んでくれ。それじゃあ。妓夫太郎も見に行ってお出で。私が居ない方が見やすい物とかもあるだろう。買うときは私に言ってくれれば良いから。』
妓「ああ、わかったあ。」
『じゃあ、また後で。』
私は新しい着物と羽織を見に。
私達はそうして一旦別行動をすることになった。
──────
『二人とも、欲しいものは買えたかい？』
梅「ええ！もうたっくさん買ったわ！」
『満喫できたようで良かった。』ﾆｺｯ
妓「だけどよ、こんなに買って良かったのかあ？」
『勿論、何の問題も無いさ。お金も空き部屋も其なりにはあるからね。』
こう見えても一応会社を経営しているし。
私も欲しいものが買えたからね。
『さて、買い忘れはないかい？明日は学校に行くために必要な物を買いに行かなくてはならないからね。』
梅「え！？学校に行けるの！？」
妓「俺達がかあ？」
『勿論、二人の希望の学校にね。二人が行きたくないなら行かなくても私は構わないよ。どうする？』
梅「そんなの、勿論行きたいに決まってるじゃないの！」
『うん、わかった。妓夫太郎はどうする？』
妓「梅が行くってんだからなあ、行くに決まってんだろ。」
『わかった。じゃあある程度勉強しておかないとね。着いていけなくなっても困るだろう。』
そうだねある程度勉強してからとなると今が五月だから六、七月辺りには行かせてあげられるだろう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーキャラ
プロヒーロー サー・ナイトアイ
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雪雨 - 梅ちゃん可愛い！ (2020年5月27日 20時) (
レス) id: 018abbf0f2 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 梅ちゃん、来たー。 (2020年5月25日 22時) (レス) id: 0f7176d954 (このIDを非表示/違反報告)
芽濃琉/メノル(プロフ) - ゆでめんだこさん» ありがとうございます！私の妄想でしかないんですけどねww楽しみにしてて下さい！ (2020年5月25日 21時) (レス) id: 5e032c8507 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでめんだこ - ヒーローじゃない系初めて見ました！これからの展開が楽しみです！ (2020年5月25日 20時) (レス) id: ae6073fefe (このIDを非表示/違反報告)
芽濃琉/メノル(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます！これからも面白いと思って貰えるよう頑張ります！ (2020年5月24日 21時) (レス) id: 5e032c8507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽濃琉/メノル | 作成日時：2020年5月21日 23時
