第壱話 ページ4
と、言うわけで私は前世の記憶を取り戻したわけだ。
私は昨日で四歳の誕生日を迎えた。
此の世界は個性と言う人間離れした力を、人口の八割が持っているようだ。
個性は四歳までに発現するようだ。
だが、私はまだ個性が発現していない。
そう言うわけで今世の家族に、病院に連れていかれた訳だが。
そしたら吃驚。
私はどうやら無個性らしいんだ。
そんなこんなで私は捨てられ、孤児院に行くことになったよ。
〜数ヶ月後〜
私は院長に呼び出されていた。何でも私を引き取りたいと言っている人がいるようでね。
と言っている間に着いたようだ。
さぁ、ご対面といこうか。
ｶﾞﾁｬｯ
『失礼します。』
院「あぁ、来たね。此の方達がお前を引き取りたいと言っている方だよ。さぁ、自己紹介を。」
変な人たちだ。
『初めまして、Aです。よろしくお願いします！』
空「初めまして、私は藤星空だ。君の父親になるよ。」
結「初めまして！Aちゃん！私は藤星結衣、貴女のお母さんになるの！よろしくね！」
院「本当に宜しいのですか？この子は無個性ですが。」
空「えぇ、大丈夫です。」
結「それじゃ、帰りましょっか。私達のお家へ！」
ｶﾞﾁｬﾝ
空「2人とも、確りシートベルト締めておくんだぞ。」
結「そうだわ、Aちゃん！私達の事はパパとママって読んでちょうだいな！私達は家族なんですもの！」
『パパ、ママ？』
結「そうよ！Aちゃん！何かあったらなんでもいってね！」
空「何かあったらなんでも言ってくれよ。もう家族なんだから。」
つくづく変な人たちだ。無個性の私を蔑みもせず本当の家族として迎え入れてくれるのだからな。
『うん！ありがとう！』
それから家に着くまで色々な話をした。
何が好きだとか、どれも下らない話ばかり。
2人はそこそこ大手の会社を経営しているらしい。
空「そろそろ着くぞー。」
話しに夢中になっていつの間にか家に着いていたようだ。
ﾊﾞﾀﾝ
え？少し待ってくれ。
え？少し大きくないかい？
まぁ、御館様の御屋敷や蝶屋敷、柱の屋敷に比べたらそうでも無いけれど、それでも普通の人からしたらそこそこ大きくないかい？
結「さぁ、ご飯の準備をしましょうか！今日はAちゃんが家族になったんだから腕によりをかけて作っちゃうわよ！」
そんなことどうでもいいか。
今は此の人達の好意に甘えさせてもらうとしよう。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーキャラ
プロヒーロー サー・ナイトアイ
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雪雨 - 梅ちゃん可愛い！ (2020年5月27日 20時) (
レス) id: 018abbf0f2 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - 梅ちゃん、来たー。 (2020年5月25日 22時) (レス) id: 0f7176d954 (このIDを非表示/違反報告)
芽濃琉/メノル(プロフ) - ゆでめんだこさん» ありがとうございます！私の妄想でしかないんですけどねww楽しみにしてて下さい！ (2020年5月25日 21時) (レス) id: 5e032c8507 (このIDを非表示/違反報告)
ゆでめんだこ - ヒーローじゃない系初めて見ました！これからの展開が楽しみです！ (2020年5月25日 20時) (レス) id: ae6073fefe (このIDを非表示/違反報告)
芽濃琉/メノル(プロフ) - 紅さん» ありがとうございます！これからも面白いと思って貰えるよう頑張ります！ (2020年5月24日 21時) (レス) id: 5e032c8507 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：芽濃琉/メノル | 作成日時：2020年5月21日 23時
