チェンジ２

STORY74 ページ27

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『私きっと誰かに私を知って欲しかったんだと思うんです。』





そうだ。知って欲しかっただけなんだ。きっと。




『ただただ私はここだよ人1は私だよって知ってもらいたかっただけなんです。きっと。』





EL『…………』





『正直ELLYさんに言う必要が無いのに無償に言いたくなった。私の全部をさらけだしたいと思ってしまった。私の中にある嫌なものを吐き出してしまいたいと。』






EL『俺は嬉しいよ。そう思ってもらって。いつでも俺は篠宮さんの事を受け止める準備は出来てる。でも今じゃない。その時まで俺はいつでも待つよ。





いつか、篠宮さんが全てをさらけ出す日が俺じゃないかもしれない


誰でもいい、誰でもいいから溜め込むのは良くないからね。


これ以上壊れていく姿を見たくないんだ。







でもいつか、いつか篠宮さんが全てを心から笑ってる日を見てみたい。それが俺じゃない他の誰かでも……。』








『それって、どういう意味ですか？』





『さぁ…… どうだろう








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無理はしないで、困った時は
いつでも俺を頼っていいからね。
じゃあ俺はもう行くよ。』








このELLYさんの言葉を聞いて涙が出そうになった。



欲しい言葉、私が今誰かにそう言って欲しかったんだ。心が誰かにSOSを求めてたんだ。 と

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