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100話 ページ28

夢主side




「暗い…」




気づけば、暗い空間に立っていた




右も左も、上も下も分からない




立っていたと言ったが、浮かんでいるといった方が正しいと思う




こんな所にずっといてもしょうがない




とりあえず、移動をしてみることにした




といったものの一面黒で進んでいるのかよくわからない




地面に足がついた感触もないから、歩いて移動もできないしな…




意識で前へ進んでいるようだ




そう考えると、ここはどうやら自分の夢の中らしい




暫くそうして進んでいると、一筋の光が差し込んでいる




近づいて手を伸ばして掴むとその光が体を包み込んだ




光が眩しくて目を瞑る



数秒してまた目を開ければ



そこは、先程の暗闇ではなく、真っ白な空間に変わっていた




辺りを見回しても白一色だ




いや、、、向こうの方から何か近づいてくる




黒くて鳥のような形だ




近づくごとにその形が鮮明になる




あれは…カラス…?



カラスは俺の目の前までくると



カラス「よく来たな、少年」




「えっ、喋るの!?あと、少年って歳じゃない…」




カラス「少年よ。驚くのはこれからだ。私は君の中に住む妖のような存在だ

普段はこの姿で君を監視している」





「え、あ、え…まじか」




正直、驚きすぎてリアクションできねー…




俺の中、妖とか住んでたのか…



つかあのカラスお前かよ…!



あと、少年呼び直ってない




カラス「まぁ、いろいろ思うところはあるだろうが、君の体はこの私が預かった」





「えぇ!?」





いきなりの超展開!!!




カラス「君の体は致命的な大傷を負った。契約によって君の体は私が少しの間使わせてもらう」




「契約って何!?」




カラス「あれ?言ってなかったっけ?死にかけた時、死なない代わりに私が体を預かる、と」




!?!?



キャラ変わってないか!?



というかこの雰囲気何処かで…




「あ!お前自称神!!」




カラス「自称って…ひどいなぁ…

よくわかったね。私が神だと

とにかく、君の体は私が少しの間預かるからね。外の様子はカラスを通して見れるから。んじゃ!」




「ちょっと待て!!」




カラス(自称神)はブォンという音と共に消えた




「えー…これからどうしよ…」



白い空間に取り残された俺は、現在途方に暮れています。



〜〜〜〜〜

祝100話!でも、何にもないです

更新遅くてすみません

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設定タグ:七つの大罪 , 男主 , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
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まむまむ - レイピアという武器だったはずです (2018年8月1日 3時) (レス) id: 971f317396 (このIDを非表示/違反報告)
ナナーシ・ナーシ(2018/1/4~2018/1/4) - ギーラが使うのは槍ではなく細剣だったという記憶があるのですが、どうなんでしょう? (2018年1月4日 21時) (レス) id: 6482fe4eaa (このIDを非表示/違反報告)
うP乙隊隊長 - 今夜は宴だ!更新だ! (2016年2月16日 23時) (レス) id: 13f1ab46b3 (このIDを非表示/違反報告)
- サ、サイシンマダカナ?…… (2016年2月8日 0時) (レス) id: 1bdc6b786d (このIDを非表示/違反報告)
茄恋(プロフ) - 七つの大罪2期ある大丈夫ですよー。ちょくちょくでいいので完結してもらえればそれで。。。 (2015年12月1日 20時) (レス) id: a496d53523 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*冬三月* | 作成日時:2015年1月24日 21時

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