98話 ページ26
エリザベスside
「A…様…？そ、んな…嘘…ですよね…？」
掠れた声が喉から言葉を紡ぐ
ギーラに刺されたAは一度立ち上がったがすぐに倒れてしまった
彼からとめどなく溢れでる赤い液体…それは地面と彼の美しい白い髪を赤く染め上げた
ここからでは遠くてよく見えないが、肌の色は血の気がないように青白い
「いやっ…いやぁぁぁあああ！！！A様ぁぁぁ！！」
叫んでジェリコの拘束を振り切り彼に近づく
「A様っ！目を開けてくださいっ…！」
だが、彼は瞳を固く閉じたままピクリとも動かない
ギーラ「そんなに叫んでも、彼は戻ってきませんよ。このまま放っておけば死ぬでしょうね」
無慈悲にもAを刺した張本人は告げた
でも、その言葉を私は信じられなかった…
信じたくなった
「嘘っ…そんなのは嘘です…！」
言葉だけでも否定をしなければ、ギーラの言ったことが本当になってしまいそうで
怖かった
誰か…誰か彼を助けて…
手の中のネックレスの石がキラリと光る
そうだ…メリオダス様なら…！
石を握って強く願った
「助けて…メリオダス様……」
ギーラ「読んでも英雄はその石の中…助けになどきませんよ」
そう言ってギーラは私の腕を掴んで冷たく言い放つ
それでも負けずに願い続けた
「おねがい…メリオダス様…
メリオダスーーーーーーーー！！！」
その瞬間、石の中に黒い霧のようなものが浮かぶ
そして、ビシッと音を立ててひび割れた
ギーラはその石の異常に気づき距離を取る
石から黒い光が漏れ中に浮いてから、完全に砕け散ると
ブワッと黒いオーラが辺りを包み込んだ
そして、、、私の目の前にはいつもとは少し様子の違うメリオダス様が立っていた
ギーラ「メリオダス！！！な…どうやって「女神の琥珀」の中から！？」
そう言った直後、彼女の右手とその手に持っていた刃折れの剣はメリオダスの手に渡っていた
ギーラ「え・・・あ・・・」
彼女の腕ごと刃折れの剣を奪ったのだ
その瞬間を、私はA様を抱きかかえて見ていた
いつもと何処か違う雰囲気を纏う彼の姿を…
〜〜〜〜〜
私語が多いとご指摘いただきました…
なんかスランプ気味で大分小説として変な部分があるかもしれません…
ごめんなさい
これから気をつけます…！
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まむまむ - レイピアという武器だったはずです (2018年8月1日 3時) (
レス) id: 971f317396 (このIDを非表示/違反報告)
ナナーシ・ナーシ(2018/1/4~2018/1/4) - ギーラが使うのは槍ではなく細剣だったという記憶があるのですが、どうなんでしょう? (2018年1月4日 21時) (レス) id: 6482fe4eaa (このIDを非表示/違反報告)
うP乙隊隊長 - 今夜は宴だ！更新だ！ (2016年2月16日 23時) (レス) id: 13f1ab46b3 (このIDを非表示/違反報告)
銀 - サ、サイシンマダカナ？…… (2016年2月8日 0時) (レス) id: 1bdc6b786d (このIDを非表示/違反報告)
茄恋(プロフ) - 七つの大罪２期ある大丈夫ですよー。ちょくちょくでいいので完結してもらえればそれで。。。 (2015年12月1日 20時) (レス) id: a496d53523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊冬三月＊ | 作成日時：2015年1月24日 21時
