94話 ページ20
ギーラ「さぁ、エリザベス王女我らと参りましょう
無駄な抵抗などされぬよう、協力をお願いします」
ギーラはエリザベスに歩み寄り、そう言った
グリアモール「王国聖騎士の……面汚しめ!!
ヘンドリクセンの…貴様らの目的は…一体なん…だ!!?」
口から血を流しながら低く唸るグリアモール
ギーラ「……
魔神族の復活…!!」
そのギーラの言葉にバンが反応した
バン「ん…だとぉ」
ジェリコ「!!?」
バンは立ち上がり、ジェリコに蹴りを食らわせた
ジェリコ「バン…貴様!!俺に受けた傷はまだ、ふさがっていないはず…!!」
バン「るせ〜〜〜♪黙って寝てられっかっての〜〜〜♫」
そう言ってバンはゴキゴキと首を鳴らす
ギーラ「さっさと片づけて」
そう言いながらエリザベスに近づき後ろから人質にとるように腕をまわした
エリザベス「…あぁ…あぁあっベロニカ姉様ぁっ!!
うっ…うわあぁあああ〜〜〜〜ん!!!
あっあっ…助けて…メリオダス様……」
泣き続けるエリザベスに追い打ちをかけるギーラ
ギーラ「呼んでも英雄はその石の中…助けになど来ませんよ」
エリザベス「おねがい…誰か…助けて!!」
ギーラ「いい加減に________」
「ねぇ…俺のこと忘れないでくれるかな」
後ろからいきなり声をかけると面白いくらいに反応するギーラ
ギーラ「なっ…!貴方、いつの間に…!?
それに、さっき絶望して戦意を失ったんじゃ…!」
チャキと双剣の片方をギーラの首に突きつけて話す
「俺がいつ、戦意を失ったって?」
ギーラ「でも…さっき膝から崩れ落ちて…」
「それは、魔力をいきなり使って身体がついていかなかっただけだ
久々の転送だったからな」
ギーラからエリザベスを奪い自分の後ろへ隠す
「大丈夫か?王女様」
エリザベス「A様…!うっ…うぅ…グスッ」
大丈夫かと聞くとエリザベスは途端に泣きだしてしまった
「もう、安心していいから」
そうエリザベスに言って頭を撫でる
抱きしめるのが本当はいいのだろうが、それは団長の役目だから…
ギーラに向きなおり
「形勢逆転だな」
微かに余裕の笑みを浮かべ
そう告げた
〜〜〜〜〜
更新遅くなって申し訳ないです
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まむまむ - レイピアという武器だったはずです (2018年8月1日 3時) (レス) id: 971f317396 (このIDを非表示/違反報告)
ナナーシ・ナーシ(2018/1/4~2018/1/4) - ギーラが使うのは槍ではなく細剣だったという記憶があるのですが、どうなんでしょう? (2018年1月4日 21時) (レス) id: 6482fe4eaa (このIDを非表示/違反報告)
うP乙隊隊長 - 今夜は宴だ!更新だ! (2016年2月16日 23時) (レス) id: 13f1ab46b3 (このIDを非表示/違反報告)
銀 - サ、サイシンマダカナ?…… (2016年2月8日 0時) (レス) id: 1bdc6b786d (このIDを非表示/違反報告)
茄恋(プロフ) - 七つの大罪2期ある大丈夫ですよー。ちょくちょくでいいので完結してもらえればそれで。。。 (2015年12月1日 20時) (レス) id: a496d53523 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*冬三月* | 作成日時:2015年1月24日 21時