【七つの大罪】【男主】トリップしたら大罪人になってた…！【メリオダス】

27話 ページ33

「ふあぁ…」


とあくびをする



目をこすりながら起き上がり周りを見て見たら




知らない部屋にいた…




え？寝る前まで豚の帽子亭の中の部屋で寝てたよね！？




デジャヴ！？






いつの間にか知らないところにいるって何回あればいいの！？




混乱した頭を整理するため布団を被り考える




でも起きたばかりで頭が働かない上に、暖かいオフトゥンの中なので眠気が誘われる




ちょっとだけならいいかな…




そう思って目を閉じ眠りについた




＊＊＊＊＊


次に起きたら誰かが言い争っている声が聞こえた



伸びをしながら起き上がって周りをよく見ると



隣にはベッドがもうひとつあって、そこには団長が寝ていた






その近くにはエリザベスとホーク、医者っぽい人、それから…







仮面を被った聖騎士らしき奴がいた




言い争っていたのはエリザベスと仮面の聖騎士っぽいやつだろう





仮面の聖騎士が団長の刃折れの剣を奪おうとしている





ちょうどその時に俺は起きてしまったらしい



部屋のメリオダス以外の全員がこちらを向いている


これはマズイ…変なタイミングで目を覚ましてしまった…

・・・・・・と、取り敢えずここは…




「お、おはようございます…？」




と、こちらを見ている者たちに挨拶した




「な、何故！？劇毒でもう二度と目を覚まさないはずでは！？」



医者が驚きの声をあげる



えっ・・・




劇毒呑ませたの！？



しかも一般人を装っている俺に！？



誰にもまだ正体ばれてないはずでは？



も、もしかしてもう知られてるとか…！？



もし、そうだとしたら正体が聖騎士共にバレるのが一番めんどくせぇ！



しかも、団長がいつ俺に気付くかっていう楽しみも減るし！




最悪の事態だ




「フン…まあいい…。この剣お返しいただきましょう」



あ、俺の言動、仮面の方はスルーなのね





仮面の奴が団長のは俺の剣を奪おうと引っ張る




だが、メリオダスは離さない



剣を握ったままベッドから立ち上がり、こう言った



「…この剣は 死んでも離すわけにはいかねぇ

それが オレにできる唯一の償いなんだ！！」




〜〜〜〜〜


一旦切ります

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