18話 ページ24
メリオダスside
俺が剣を抜いた後、
ミードという悪戯っ子と村の人たちもちゃんと仲直りして
一件落着となった
今は、豚の帽子亭で宴会をやっている
がやがやと騒ぐ店の中
強い魔力を感じて店の外へ出る
外には先程、慣れない仕事にメンタルをやられたエリザベスがいた
すると、彼女が話し始める
「私…ダメですね
注文は間違えるし…お皿やコップは割っちゃうし…情報ひとつ満足に集められない……」
「聖騎士の居場所がつかめると思って聞いたら、森の話でした。
居場所どころか聖騎士も寄り付かない、森の話なんて全然意味がない……」
「…今、なんて？」
誰も寄り付かない森か…
なら、一人いるかもな…
と、思考を巡らせる
「笑っちゃいますね……こんなダメな看板娘が聖騎士から国や、人々を守ろうだなんて…」
そのとき、最近見た夢を思い出した
悪夢のようなあの事件を
「オレも酒場を始めたばっかの頃は大変だったぞ？仕入れでよく失敗したし
ちっとも料理は上手くなんねーし
それに…仲間一人守れやしなかった…」
「…10年前のあの事件、あの時七つの大罪は8人居たんだ。
でも、俺のせいで死なせてしまった…」
今まで誰にも話さなかったことを言う
「メリオダス様…
それでも、あなたは伝説の七つの大罪です！
私とは…違う…」
「お前も王女さんだ」
そう返すと
「王女なんて…何もできません…」
否定的にエリザベスは言う
俺はそんな彼女にこう言った
「でも、オレを見つけたろ
お前がたった一人で、フラフラになりながらオレの店に辿りつかなかったら、
何も始まらなかった」
するとエリザベスは元気を取り戻したように
「私…精一杯頑張ります！今の自分にできることを…！」
その直後、キラッと光るものが目に映る
やっときたか…
飛んできたのは雷を纏った槍だ
「オレにはオレのやるべきことがある」
と言いそれを掴む
たが、その場で止めることができず、バーニャの村に突っ込んでしまった
村を壊さずにはいかなかったか
そんなことを考えながら槍の飛んで来た方向に投げ返した
暫らくするとエリザベスが駆け寄って来て
「今のは、聖騎士の…？」
と言った
「たぶんな
こりゃさっさと村を出た方が良さそうだ
情報もエリザベスがさっき手に入れたし
さぁ、行くぞ！」
オレはそう言うと歩き出した
「え…？あの…」
戸惑うエリザベスに一言いってやる
「オレたちがやるべきことは…仲間捜しだ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 575人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くる - 主人公存在感無さすぎて草 全然活躍しないから途中から飽きました。 (9月19日 8時) (
レス) @page49 id: 7b94f5753a (このIDを非表示/違反報告)
Sky - ごりさん、それはないわぁ (2022年6月24日 20時) (レス) @page35 id: c6ee3fc588 (このIDを非表示/違反報告)
Sky - ごりさん、、僕逹は、この作品が面白くて好きなのに、何故そんなことをかくんですか？Γ占いツクールに内容のないすっからかんの小説はいやなんだ。友人や、、」などと、ほざいていますが、そんなに嫌なけれぱいいじゃないですか。 (2022年6月24日 20時) (レス) @page35 id: c6ee3fc588 (このIDを非表示/違反報告)
コンパチ★ - ごりさん·····嫌なら見なくてええやろ··· (2022年1月14日 0時) (レス) @page6 id: 02bf7face2 (このIDを非表示/違反報告)
ごりさん - 小説を執筆していた。胸糞注意、主人公ゲスめ。と注意表記しといてほしい。これだから占いツクールにいる内容のないすっからかんの小説はいやなんだ。なんでこんなんが人気なんだ、? (2017年8月24日 19時) (レス) id: ab7a8caacc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊冬三月＊ | 作成日時：2014年11月3日 23時
