3話目 ページ7
人間に見られないように、ということでタワテラ？に入る際は裏口から入るのがお決まりらしい。
エイト｢うし、あそこが裏口だ。魔法で気づきにくくなってるから気をつけろよ…って、おい、何してんだ。｣
なにやら裏口付近でウロウロしているお姉さんがいた。
ジョーの声で振り返ったお姉さんは…超美人。
？｢あら、これはこれは！タコさんじゃありませんの！お久しぶりですわ！
…後ろにいらっしゃいますのは？｣
気づかれた。と思って思わず後ろに隠れてしまった。
エイト｢おうおう久しぶりだな。
後ろのこいつはー…ほらA、あいつはヴェールっつって、俺たちと同様にヴィランズの手下だ。自分で挨拶出来るよな？｣
私を刺激しないような言い方で、ジョーが聞いてきた。
ジョーはずっと私の教育係だが、いつだって甘やかすことは無けれど厳しくすることもなかった。
私もそれなりヴィランズの端くれとして成長していたと思っていたが、やはりジョーには適わないな…と思った。
『えと…私はA、アースラ様の手下でありエイトフットのジョーの後輩にあたります。
今回共にリクルーティングさせていただきます故、何卒よろしくお願い致します…。』
きょとん、とした顔で私を見つめるヴェールさん。
何か失礼に当たることでも言ってしまっただろうか…？
ヴェール｢Aさん！なんとこちらのタコさんとは似ても似つかないほど礼儀正しくて可愛らしいですわ！
わたくしはヴェール、フロロー様の手下であり、ノートルダム大聖堂に鳴り響く鐘でありますのよ。
Aさんは…何が素なのでしょう？｣
『ヴェールさん、よろしくお願い致します。
私は深海にいるクラゲ、という生き物ですね。』
まあ元は人間なんだけれども。
ヴェール｢？くらげ？そのような生き物が海の中には住んでいますの？｣
『あ、クラゲというのはですn((エイトフット｢はーいストップストップ！その説明は後でいいからよ、とりあえず中に入んねぇ？｣…そうだね。』
ヴェール｢あら、すっかり忘れていましたわ。Aさん、また後で聞かせてくださいませ！｣
そう言ってヴェールさんは先に入って行った。
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はるまき(プロフ) - 続きが気になる... 更新待ってます！ (2022年10月4日 0時) (
レス) @page43 id: 7c9c8aed08 (このIDを非表示/違反報告)
猫目石(プロフ) - 続きが、、、、気になる、、、 (2020年9月27日 14時) (レス) id: 5676b10c1c (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続きが気になる (2020年5月13日 10時) (レス) id: 53f56e15b5 (このIDを非表示/違反報告)
リンネ - いつも更新楽しみに待ってます！これからも頑張って下さい！ (2018年12月27日 17時) (レス) id: 679ef415fd (このIDを非表示/違反報告)
悪魔のクリオネ(プロフ) - 与太さん» こんな面倒くさい訂正にも丁寧に答えてくださり、ありがとうございます！ずっと応援しますし、更新待ってますね！ (2018年12月12日 20時) (レス) id: 1aaac5e030 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うみ | 作成日時：2018年11月7日 17時
