【手下】くらげの話【マルフィ】

8話目 ページ12

私が会ったことがある変なやつ？？？

マルフィという名前からマレフィセント様の手下かと思ったけど、私はマレフィセント様にはお会いしたことが無いし…。

ジョー｢ま、直にわかるだろうし、とりあえずそろそろリビング行こうぜ。｣

『…ん。』


こうして謎を残したまま皆が集っているであろうリビングに向かった。




・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

ホテルの部屋(参考程度に)

1階
ダイニングやリビングなどの共有生活スペース＋司会組のお部屋
図書室や娯楽スペースもある

2階
空き部屋 ｜ ホック ｜ジャック
ヴェール｜ダルメシア｜ハーデス

3階
スカー ｜ マルフィ ｜ (夢主)
アッポイ｜ファージャ｜エイトフ

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・



リビングスペースに着くと、既に中からざわざわと声が聞こえた。

あぁ…ダメだ緊張する…。

ヴィランズになってからこんな新学期の自己紹介のような緊張を味わうことになるとは…。


ドアを開ける直前、ジョーがぽつりと呟いた。

ジョー｢そばに居てやるから、そんな緊張すんなよ。｣

…これは普通の女なら落ちてるわ。



？｢このデカアップル！！｣

？｢ん〜？声だけが聞こえるな〜
おや小さくて見えなかった。｣

？｢りんごもトランプもうるさいわ！ええ加減にしぃや！｣

？｢私はしらないわ…。｣


ジョーは静かにドアを閉めた。

うん、閉めて正解だと思う。

なんだ今の地獄絵図。

ジョー｢もう1回開けるぞ。｣

『…うん。』



ガチャ

ヴェール｢あら！Aさん！…とタコさん。｣

ジョー｢俺はおまけかよ！｣

？｢あ、エイトフットじゃーん！
…後ろの子だれ？その子がうわさの？｣

？｢しらない匂いがするぞ！｣


なんか…なんか賑やか…。

既に疲れて失神しそう。


Ｖ｢はいはい！皆集まったから今年から来た3人の自己紹介始めるよ！席に着いて〜｣

学校の先生かよ！
と思わず突っ込んでしまった。

もう自分の中でふざけてないと他人密度で失神するから。


ミスターの声で皆がダイニングの席に着いていく。

どうやら席は自由らしい。椅子取りゲームのようなものが始まっている。

？｢ダーリンは私の隣よねー♡｣

？｢隣じゃない！こっち来んなー！｣

？｢うるさいわよアンタ達｣



私は当たり前のようにエイトフットの横に座った。

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