弐拾壱 ページ23
今日は休日だった為、やることも無く寝間着まんま畳の上でゴロンゴロンしてる。
折角晴れていてお休みなのにつまんない。
私をなだめるように、傍で咲いてるカンザンが風に吹かれて室内にまで花を届けに来る。
心の中で文句垂れながら幼虫みたいにウニウニしていると、両脇腹を掴まれる。
錦舟「機嫌悪い子見っけ〜」
微笑ましいものを見るような顔をして、ヒョイッと私は軽々伯父に抱き上げられた。
作務衣姿という事は絵でも書いてたな…。
高校生にもなって抱っこされる私。
実を言うと、満更でもない。←←
すると、私を抱っこしたまま庭をウロウロ。
まだ、庭園で咲いている大きい桜の木がハラハラと花を散らしている。
錦舟「学校どうよ。ちったぁ楽しいか？」
珍しく学校のことを聞いてくる。
『んーん』
錦舟「んーんじゃないの〜」
もー、なんて言いながら無理に聞いてはこない。
これには助かっている。
私は深入りされるのが嫌いだ。
よっこらしょと言いながら私をおろす。
あ、あれ？
なんと、着いた先は農園だった。
錦舟「さ、キュウリ収穫だぜー」
竹で作ったカゴを持たされた。
物色し始めるおいちゃん。
あーあ、ダラダライフがキュウリ収穫によって邪魔された。
晩御飯にヒリヒリくる漬物作っちゃる。
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香澄(プロフ) - 、さん» ご指摘ありごとうございますm(_ _)m フラグ外しました！ すみませんm(_ _)m (2018年3月12日 21時) (
レス) id: c9e1d3609d (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月7日 22時) (レス) id: 8c823a0e74 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香澄 | 作成日時：2018年3月7日 21時
