今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:19,984 hit
小｜中｜大
． ページ6
「……おいでよA」
そんな風に甘くささやいて誘惑する平野くんはズルい。
「……早く来ないと寝ちゃうよ」
……そんなの……勝てないよ。
――ギュッ。
「……っ」
「……いい子」
平野くんに抱きしめられると、くらくらしてどうにかなっちゃいそう。
私をすっぽり包み込む平野くんの大きな身体。
ふわっと香る優しい匂い。
平野くのこの匂いもすごく好き……。
「Aって、いい抱き心地」
さっきまで違う女の子を抱きしめていたくせに。
私じゃない女の子を抱きしめて。
名前を呼んで。キスをして。
そう考えただけで、胸がすごく苦しい……。
苦しい気持ちと、目の前の平野くんにドキドキする気持ち。平野くんに会いに来ると、いつもこの2つの気持ちがぶつかる。
「……すげードキドキしてる」
「っ……平野くんだから」
ねぇ、平野くん気付いてるでしょ。
私平野くんだから会いたいって思うし、こんなにドキドキするんだよ……？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 510人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「平野紫耀」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
★ - ページ5【私は毎日放課後の保険膣に来ている。】→保健室に来ている、 ページ6【平野くのこの匂いもすごく好き……。】→平野くんの だと思います。 (2019年9月23日 16時) (
レス) id: 44d28ad2ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
