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気持ち(1) ページ11

更衣室で着替えてプールサイドへ向かう。
僕達は遅い方だったらしく、そこには多くの部員が集まっていた。

「君たち、名前は?」

霜狼学院と書かれているジャージを着ている先輩に話しかけられる。

「えと...、遠野日和です。」

「.....桐嶋郁弥です。」

「おっけー。ありがと。」

その先輩は名簿にチェックをつけると男の先輩に「全員揃いました!」と声をかけた。

「集合!」

号令がかけられ、急いで集まる。

「ようこそ、霜狼学院大学水泳部へ。
これから有意義な部活動を送って貰いたいと思っている。
これから1年には自己紹介をしてもらおうと思う。」

自己紹介...。
僕の苦手なものの一つだ。
顔をしかめていると日和に「郁弥、頑張れ。」と言われてしまった。

「じゃ、そこから!名前と専門種目を言ってってくれ。」

「高野栄、専門はフリーです!」

元気の良さそうな男子部員が言う。

「...丸山大輝です。専門種目はバッタです。」

落ち着いている黒髪の背が高い男子が言う。

「遠野日和です。専門はバックとフリーです。」

隣にいた日和が言った。
はぁ、と溜息をつきつつ言う。

「...桐嶋...郁弥。専門は.....
コンメ、です。」

僕が言い終わると隣にいたやつが話し出す。

「郁弥、すっごい嫌そうな顔してたよ笑」

「...日和、うるさい。」

日和がぼそっと言って来る。

「これで全部だなー?じゃ、マネージャーだ。
今年は一人入ることになった。春野、自己紹介よろしく。」

春、野...?









「春野...さあやです。マネージャーを務めさせていただきます。よろしくお願いします。」

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設定タグ:ハイ☆スピード , 桐嶋郁弥 , free!   
作品ジャンル:恋愛
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まいまい☆ - おそ兄大好き。(元、一松大好き。)さん» ありがとうございます。よろしくお願い致します。 (2019年8月9日 21時) (レス) id: e4e68df0f1 (このIDを非表示/違反報告)
おそ兄大好き。(元、一松大好き。)(プロフ) - イベントに参加して頂きありがとうございます!お気に入り登録と評価させてもらいました。時間があれば作品も読ませてもらいます。 (2019年8月9日 6時) (レス) id: 254ec47258 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい☆ - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/vonvon/ (2018年12月27日 15時) (レス) id: c479711da3 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい☆ - 不快になられた方々、申し訳ありませんでした。許されないことをしてしまったので前みたいに読んでくださいとは言えませんが、一応続きはのせておきます。 (2018年12月27日 15時) (レス) id: c479711da3 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい☆ - 江梨もぐさん» はい!わかりました!リクエスト、ありがとうございます! (2018年12月8日 21時) (レス) id: c479711da3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まいまい☆ | 作成日時:2018年10月30日 21時

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