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翌日。
燦々と降り注ぐ太陽の元、フラットは日本に降り立った。
「………さっむい！」
まだ3月中旬の日本はイギリスと同じくらい寒かった。
身軽にやって来た彼は、心も軽く三歳市新町へ向かう。
午後になり、彼は新町にある人気のない公園に来ていた。
「こっからどうしよう……」
彼は絶賛迷っていた。
そして、
「よし、まず召喚！」
彼の手には、令呪が宿っていた。新町に入った時点で、彼の右手の甲には輝く令呪があった。
「カッコいいなぁ、この令呪ってやつ。"僕"なら解析できるかな」
そして、30分くらいして、
「よし！！できた！」と嬉しそうに叫ぶと、
彼の令呪が一際明るく輝き、目の前が激しく光る。
光が落ち着く。
サーヴァントの召喚。
彼は超越した天才だった。
「………えっ」
前に居たのは。
「サーヴァント・アサシン。召喚に応じ参上し………えっ」
お互い沈黙が続く。そして。
「グレイちゃん！？」「フラットさん！？」
彼のポケットに入った、グレイお手製クッキーが触媒だった。
「えっ、え、グレイちゃんロンドンにいるんじゃ…」
流石に天才の彼でも驚くものは驚く。そしてそれはグレイも同じ。2人であたふたしながら、なんとか契約は結んだ。
「じゃあ、ロンドンにいるグレイちゃんとは別…？」
「…そうなります。拙はあちらの拙とは違い、英霊の座に記録されたサーヴァントです。」
「そうなんだぁ。でもグレイちゃんがアサシンって、なんかそんな感じしないなぁ」
フラット的には、彼女の宝具もあってランサーかセイバーか、といったところだった。
「そうでしょうか。拙にはアサシンのクラスが一番落ち着くような気がします」
その後も彼らは暫く話していたが、ここは昼間の公園。今は偶然にも誰もいないが、人が来ては困る。彼らは場所を変えることにし、近くにあった安いホテルを借りた。お金はあまり無いが。
これが一週間前の話。そして、一週間後、つまり今日。
カレンと合流した桂たちは、カレンの情報を基にその安いホテルを訪れた。
「……聞いたことも見たこともないビジネスホテルね…というか危なくないのかしら、敵襲あるでしょうに」
桂は心配そうに言う。
「ここにホントにいるの？協力してくれそうなマスター」
「安いとは良いものですよ、マスター。」
と天草が桂を諭す。
「います。とりあえず尋ねましょう、桂。ここにいても何も始まりませんよ」
とカレンに言われ、桂と天草とカレンはその安いホテルの玄関に入った。
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にに(プロフ) - ありがとぉう！！私、頑張る!!!!!! (2021年8月25日 17時) (
レス) id: aa61a44260 (このIDを非表示/違反報告)
ひらめ(プロフ) - もけぺんさん» 面白いです!!これからも応援させていただきます!!!! (2021年8月25日 17時) (レス) id: da5ae24658 (このIDを非表示/違反報告)
もけぺん - そうですよね……言峰さんとか天草くんとか……Fateだとなんか暗いところにいるイメージします笑 (2021年8月24日 14時) (レス) id: aa61a44260 (このIDを非表示/違反報告)
あいでっと(プロフ) - 神父って怖いイメージあるよね… (2021年8月24日 7時) (レス) id: 81182bc18e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺんぎん | 作成日時：2021年8月24日 6時
