【僕のヒーローアカデミア】～審判を超えし者～【ヒロアカ】 (ページ2)

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「は？」

そうして生まれ変わった記念すべき一言がたったこれだけなんて俺は認めない
こんなの数えるうちに入んないさ、ノーカンノーカン

そうして今の状況を確認するために俺はもう一度目を開けた

～

土煙が舞い

周りにあるビルは半壊

混乱や不安を抱え逃げ惑う人々

そして目の前には
大きな口を開け今にも俺を飲み込まんとするモノの影だった

「(あ、やばい)」

そう思っても手は動かないし地響きのせいか足は小刻みに震え

まだ精霊デビューしたばかりの俺には立つのも困難だった

「(どうする？足が動かないんじゃ双剣は使えない、ハンマーも無理だ、双ｚ「何ボケっとしてる、早く逃げろ・・・！！」」

俺の思考を中断させた声は真上から聞こえた

黒い服、首には何かテープのようなものを巻きその瞳は変わった形のゴーグルに隠されていたが

何より驚いたのは聞き覚えのある声だった

「クロノス・・・？」

「何を勘違いしてるのかわ知らないがそんな名前のヒーローは聞いたことない。
記憶違いじゃないか？いくら俺がアングラ系だからってそう間違えられるのにいい気はしないな」

「あ、ごめん」

どうやら人違いだったらしい
確かに声はそっくりだが雰囲気や見た目は全くの別人だった

「お前、保護者はどうした、早くここから離れて親ンとこ行け」

そう黒い服装の男は顎で俺を追い払うような動作をして目の前の≪敵(ヴィラン)≫に目を向けた

・・・

「あ、いや、その」

「聞こえなかったか、早く逃げろって言ってんだ」

「親ってどこにいるもんなんだ？」

「はぁ！？」