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▷HJ
"腕を掴まれて暴言を吐かれた"
話を聞くだけでもムカついてくる…うちのヌナに何してくれたんだって
HJ「明日念の為に病院行った方がいいかも」
「うん…そうする」
HJ「会社にもこの事話して対応してもらわないと…」
「レッスンの後誰かにつけられてるなとは感じてたけど…まさかこんな事になるなんてね…」
HJ「大丈夫？他は何もされてない？」
「うん。とりあえずは」
湿布を貼ろうと少し手首に触れたら、痛いのか表情が強ばった
よく見ると掴まれた跡は手形のようになっていて、どれだけ強い力で掴まれたのか想像しただけで苦しくなる
「気持ち悪…」
翌日、全体練習の前にヌナはスタッフと病院に行って色々と検査をしてから会社に来た
ヌナの服の袖からはサポーターのようなものが見える
「ごめん迷惑かけて」
HN「ヌナは何も悪くないから」
BC「骨折とかはしてない？大丈夫？」
「うん、このまま湿布貼って安静にしておけば自然に治るって」
BC「そっか…」
この事は会社の偉い人達には既に知られていて、警察に被害届も出された
「当分あそこのコンビニ行けないかも…」
LK「コンビニどころか1人で外歩かせないよ」
「ですよね…」
LK「当たり前。歩かせたくない」
CB「とにかくこの事は警察に任せて…それまでAは俺らで守るしかない」
SM「だね」
「…」
IN「大丈夫だよヌナ、僕らが居るから」
「ありがと…」
あれから1週間が過ぎた頃、マネヒョンからヌナを襲った男が捕まったと連絡が来た
コンビニには監視カメラが付いていて、運良く当時の状況が映っていたお陰で顔がバレて捕まったみたい
HJ「手の調子はどう？」
「痛みは少し減ったかも…まだ痛いっちゃ痛いけどね」
HJ「そっか…」
「あの男の人どこかで見た事あるなって思ったら、いつも空港に居る人だった…」
HJ「…何でもするから言って？」
「何でも？…じゃあ髪乾かしてほしい。片手だと上手くまとまらないんだよね…」
HJ「分かった」
僕はヌナの手が治った後も、断られるまでは毎日髪を乾かした
HJ「この匂い」
「…バレた」
HJ「僕の使ったでしょ」
「落ち着くんだよねこの匂い…」
全然いいよ
ヌナなら
＿
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作者名：k | 作成日時：2024年2月3日 11時
