僕達の紅一点は今日もⅡ (ページ11)

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I.N day ページ11

▷IN

「ナ...エナ...」

IN「...ん」

「ㅋㅋ」

IN「...何ですか」

名前を呼ばれて目を開けると、目の前で僕の頬をツンツンしているヌナが居た

「ハッピーバースデー」

IN「...ありがと」

「あー、目閉じないで起きてよイエナぁ」

IN「んぅ...眠い...」

8日になってすぐ配信をしていたから宿舎に帰ってやる事やって、寝たのは3時くらい

IN「...ヌナ」

「なぁに」

IN「...僕の頬っぺたで遊ばないで」

「だって可愛いんだもん。遊ばれたくなかったら起きてください」

IN「...分かったよ」

僕が起きると嬉しそうにベッドに横並びになって座った

IN「こんなに早く起きてるなんて珍しいね...」

「誕生日だから」

IN「...僕のね？」

「ということで、今日はイエニのお願いをなんでも聞いてあげる日だから」

IN「何それ...ㅋㅋ」

「ほら何でも言ってみな？」

今日というよりいつも聞いてもらってる気がする...

「あれして欲しいとか...欲しい物もあったら言ってみ？」

寝起きでそんなこと聞かれても頭が回らなくて何も思い浮かばない

IN「んー...あと2時間寝かせて欲しい...」

「...」

IN「僕のお願い叶えてよ」

「分かった...2時間後にまた来るねっ」

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