電話の相手は ページ2
▷FL
FL「あと1分で完成っと」
「ん？...私も好きだけど...オッパも好きでしょ？」
うちの宿舎はキッチンからリビングの様子が見えるようになっていて、さっきから楽しそうに電話をしてるヌナの声が聞こえてくる
「会いたいね...うん...」
FL「...」
IN「ヒョン何食べてるの？」
FL「ん？ラーメンだよ」
IN「僕も同じやつにしよ〜」
「来月なら会えるかも...ㅋㅋ」
IN「ヒョン、作り終わったらその箸貸して...ヒョン？」
"好き"とか"会いたい"とか、同じ言葉が沢山聞こえてきて正直内容が気になってラーメンに集中できない
盗み聞きなんて良くないのに...
FL「イエナ...」
IN「ん？」
FL「ヌナさ、誰と電話してるんだろ...」
IN「さぁ...友達とかじゃない？あ、でもヌナ友達居ないか...」
FL「さっきから"好き"とか"会いたい"とか同じ言葉が何回も聞こえてくるんだよ？これってさ」
IN「...え？」
ダメダメ...そんな事するような人じゃない...
IN「...もしヌナに彼氏が出来たとしたら気付くと思うけどな」
HJ「誰に彼氏が出来たって？」
「「っ！」」
HJ「ヨンボガ、ラーメンもう出来てるよ」
FL「あ、忘れてた...」
IN「...ヒョンもラーメン食べる？」
HJ「んー...いいや、それより」
「オッパもこっちに住んでくれたらいつでも会えるのに...別に寂しい訳じゃないけどそっちの方がお互い楽じゃない？」
遠距離恋愛...？
違う違う！それだと彼氏がいる前提になってる...
IN「それより...何？」
HJ「あー、彼氏いるの？」
FL「...誰に？」
HJ「ヌナに」
火を止め忘れていたせいでラーメンの汁が少なくなってしまった
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 517人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：k | 作成日時：2024年2月3日 11時
