・ ページ5
'
「今日はあまり人が来ないね」
staff「ですねー…」
「暇だね」
staff「です…」
言い訳にはなってしまうけど、ここのお店は大通りから少し離れた場所にあるから中々ここまで足を運ぶ人は多くない
staff「店長…私の推しについて語ってもいいですか」
「…推し?」
staff「はい!最近"推し"が出来まして」
「へぇ…」
staff「私の推しというのが…あ、お客様来ましたっ」
「あ、いらっしゃいませ」
SM「あの、ここテイクアウトって出来ますか?」
「はい、出来ますよ」
SM「ありがとうございます…何飲む?」
HJ「アイスコーヒー」
IN「僕もアイスコーヒーで」
SM「僕も。ヒョンは?」
LK「んー…同じやつでいい」
この声…どこかで聞いたことがあるような
SM「アイスコーヒー4つで」
「かしこまりました。少々お待ちください」
SM「はい」
キッチンでコーヒーを作っている間に、私はテイクアウト用の紙袋などを用意する
IN「ここ初めて来た」
SM「僕も」
HJ「最近出来たんじゃない?」
IN「落ち着いてていいね…僕好きかも」
SM「"aproveitar"…?」
「"楽しむ"という意味なんです。お待たせしました、アイスコーヒー4つです」
SM「あ…ありがとうございます」
お店を褒めてくれていたのが聞こえてきて凄く嬉しい
ただ、落ち着いているのは人が居ないから…なんてね
「ありがとうございます、またお待ちしております」
_
473人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:k | 作成日時:2024年2月9日 1時