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-次の日-
「今日も寒そうだな…」
お気に入りのコートと今日はマフラーを持って家を出た
今年も本格的に寒くなりそう…
「寒…」
バスを降りると昨日より少し強めの風が吹いている
マフラーを持ってきて正解だった
＿「今日レッスン終わったらご飯行く？」
＿「いいね、ヒョンの奢り？」
＿「ん？…何を言ってるの？」
＿「…目が怖いよヒョン。あっ…」
歩いていると目の前で男の子が何かを落として慌てていた
＿「ロッカーの鍵が…あれ失くしたら絶対に怒られる…」
＿「何失くしても怒られるよ、うちの会社は」
＿「ヒョン一緒に探してっ…」
＿「まったく…」
マスクに帽子…この子達もか…
なんて思っていたら私の近くに小さな鍵が落ちていた
「…あの」
＿「はい！…あ。はい何でしょう…」
「これ、違いますか？」
拾った鍵を見せると、マスクと帽子の隙間から目を輝かせて喜んでいるのが分かった
＿「これです…！ありがとうございます！ヒョン見つかった…」
＿「よかったな。ありがとうございます」
「いえそんな…」
＿「…あ、昨日の」
「…はい？」
＿「…いや何でもないです。ほら行こう」
＿「うん、本当にありがとうございました！」
今"昨日の"って聞こえた気が…
staff「Aさーん、おはようございます」
「あ、おはよう…って"店長"でしょ？」
staff「はーい店長」
＿「さっきの人知り合い？」
＿「いや違う」
＿「そっか、で…今日は奢ってくれないの？リノヒョン」
LK「そんなに奢って欲しいなら今日1日ヒョンの言うこと聞きなハニ」
HN「…何それ」
＿
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作者名：k | 作成日時：2024年2月9日 1時
