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ハンさんとリノさん
毎日のように通うと店員の名前が気になるものなのか...
staff「Aさん、口説かれてましたね？」
「別に口説かれた訳じゃ...」
staff「あれは好意を抱いている様子でしたね〜...特に名前を聞いてきた人！彼が初めてじゃないですか？」
ハンさんの事かな
確かに常連客とはいえ、お客様に名前を聞かれることなんて今まで無かった
「そんな事ないよ。さぁ、帰る支度しよう」
staff「はーい...あ。店長私、明日はホールがいいです！たまには接客もしないと...？」
「いいよ。そしたら明日は私がキッチン入るから接客は任せるね」
staff「はい、任せてください！探れるチャンス...」
「ん？何か言った？」
staff「何も言ってないです〜」
閉店作業を終えて、シャッターを閉めたら退勤
いつも通りバス停へと向かい、バスを待つ
明日は何を作ろうかな...コーヒーに合うもの...
「スコーン...いや他のやつの方がいいか...」
IN「店長さん...？」
「え...」
IN「やっぱりそうだ。こんばんは」
「あ、いつもの...こんばんは」
IN「今お帰りなんですか？」
「はい。バス待ってて...お出かけですか？」
IN「いや、少し走りに出ただけで」
夜のランニングか...
「ここら辺人少ないので気を付けてくださいね」
IN「はい。店長さんも気を付けてください...バスってもう来ますか？」
「あと...10分くらいです」
IN「じゃあ...その10分、貰ってもいいですか？」
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作者名：k | 作成日時：2024年2月9日 1時
