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LK



HN「でさ、スンミニが"それは違う"の一点張りで…って。ヒョン」


LK「…」


HN「おーい...ヒョン!」


LK「…ん?」





コーヒーを飲みながらハニの話を聞いてたけど、自分でも気付かないうちにボーッとしてたみたい





LK「ごめん何話してた?」


HN「はぁ…ヒョンってさ」





"好きなんでしょ。店長さんの事"





LK「…は?」


HN「さっきからずっと見てる」


LK「見てない」


HN「見てたね。僕が目合わせようとしたらヒョン、遠くの方見てボーッとしてるし…」


LK「なに嫉妬?大丈夫そんなこと無いから」





プロアイドルの僕がただコーヒーを買いに来るだけのお店の人に好意を持つとか...





HN「ヒョン…」





絶対に無いから





HN「本当に分かりやすいな…」


LK「…好きじゃないよ」





好きじゃない。ただ…何故か気になるんだ





初めて会った時からずっと















LK「そろそろ帰ろ」


HN「うん、ご馳走様でした〜」


「ありがとうございます。外暗いのでお気を付けて」


LK「ご馳走様でした...ハナ?」


HN「...あの店長さん、お名前…聞いてもいいですか?」





急に立ち止まって何を言い出すかと思ったら…





「名前ですか?」


staff「Aさん看板店内に入れま...あ、ごめんなさいお話の途中に…」





A...





「入れていいよ看板。えっと...Aと言います...私の名前」


HN「Aさん...僕はハンと言います。この人はリノ」


「ハンさんと…リノさん」


HN「ごめんなさい急に。毎日のように通ってるから少し気になっちゃってㅋㅋ」


「あぁ、なるほど...いつも来てくださってありがとうございます」


HN「また来ます!じゃあおやすみなさい」


「はい、おやすみなさい…」
















HN「ヒョン、僕凄く頑張ったと思う」


LK「…」


HN「これからもこの時間帯に行くのはどう?」


LK「…うん」





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作者名:k | 作成日時:2024年2月9日 1時

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