検索窓
今日:41 hit、昨日:115 hit、合計:26,575 hit

ページ2

'



「お疲れ様でした〜」


staff「はぁ...今日も1日が終わりましたね」


「そうだね」





ここのお店は朝の10時から夜の7時まで

私とキッチンスタッフの女の子2人で経営をしてもうすぐ1年





staff「あ、Aさん知ってますか?ここの通りってよくアイドルの卵達が歩いてるんですって!私ここで働き始めてからアイドルに詳しくなった気がします」


「へぇ...凄いね」


staff「卵だけじゃないです、人気の子達もよくここら辺のお店に来ているとか!」


「ほぉ...」


staff「...Aさん興味無いですね?」


「え?...あぁ、ごめん」





正直アイドルとかよく分からない

学生時代に周りの子達がハマっていたけど、私は別に惹かれずひたすら勉強をしていた





staff「Aさんのビジュアルなら大手事務所からスカウトが来てもおかしくないのにな〜...実際に来たことは?」


「無いよ」


staff「練習生になろうと思ったことは?」


「無い」


staff「そうなんですね...じゃあせめて使ってる美容液とか教えてください」


「何故そうなる...」





喋りながらも片付けを終えて、今日はこれで退勤





「お疲れ様。気をつけて帰ってね」


staff「はーい、お疲れ様です」





お店のシャッターを下ろしてしっかりと鍵をかける

外は少し肌寒く、冷たい風が肌に当たってヒヤッとするくらい





「バスあと何分で来るかな…」





店の前で少し止まって時間を調べていると目の前に人影ができた





《お姉さん何してるの?》





_

・→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (82 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
473人がお気に入り
設定タグ:straykids , スキズ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:k | 作成日時:2024年2月9日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。