Fascination × 244 ページ44
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A「あ、ごめん起こした？」
壱馬「俺らにはやく切り上げさせたくせに何やってたん。」
A「少しお仕事です。」
壱馬「風呂入った？」
A「入ってきたよ。」
壱馬「はよ寝よ。」
私の部屋のベッドできっともうそこにあったであろう
眠りをギリギリ手放して私をベッドに迎え入れる壱馬
壱馬のスケジュール、マネさんから見せてもらったら
ギチギチに詰め込まれてたから
ツアー始まっちゃったら無理だなぁ、って思ってた。
壱馬「Aの分まで頑張ってくる。」
A「うん、お願いします。」
壱馬「歌詞間違えないかな、心配やわ」
A「そんなこと？笑」
壱馬「なんやそんなことって、俺にとっては一大事。」
A「かっこいいから間違えても許されるよ。」
壱馬「そういう問題ちゃうて、」
このツアーのステージでは
どんな彼を見せてくれるのだろう。
彼はどうやって魅了してくるんだろう。
きっと何人ものお客さんを堕としていくことに
違いはないんだろうけど。
壱馬「変なやつに捕まらんといてな？」
A「何が？」
壱馬「振り入れ。なんで振り入れなん、やっぱAがやるの反対した方が良かったんかな。」
A「ふふ 笑 壱馬だけだから大丈夫だよ。」
私の方に向き直って
彼の黒々とした目が私を捕らえる。
私は今までいろいろなことに手を出してきて
歌にダンスにラップにDJに
見方を変えれば料理だって好きだし服だって大好きで
今はそんなことをみんなに還元できる存在でいられて
もっとみんなに還元していきたい
たとえ裏の人間でもたくさんの人を
魅了し続ける人間でありたい、心の底私はそう思う。
それがみんなに伝わってたらいいんだけど。
でも唯一、私の恋心は
壱馬にしか向かないから
壱馬にだけは伝わっていたらいいな。
A「ツアー始まっちゃったらほとんど会えないじゃん。」
壱馬「寂しい？」
A「うん。」
壱馬「珍しく素直やな 笑」
A「いつも素直です。」
壱馬「もう手出されへんからいっぱいくっついて寝よ。」
彼の胸元に引き寄せられて
彼の匂いをいっぱいに嗅いで
少し顔を見上げると優しいキスをしてくれる。
素直じゃないところ、言葉にしないこと、たくさんだけど
全てわかったように微笑む彼が私は大好きなんだ。
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Kom.(プロフ) - くーちゃんさん» ありがとうございます＾＾短編集ですね、考え中ですので少しお待ちくださいね。他の作品も、ありがとうございます！楽しみにお待ちくださいね＾＾ (2020年3月3日 21時) (
レス) id: 43390e139f (このIDを非表示/違反報告)
Kom.(プロフ) - TOMOさん» ありがとうございます＾＾そう言って頂けて嬉しいです。ファンだなんて、、ありがたいです（ ; ; ）これからもお付き合い願います。 (2020年3月3日 21時) (レス) id: 43390e139f (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - 完結おめでとうございます！！本当に素敵な作品でめちゃくちゃ大好きなお話でした！！komさんがよければぜひ短編集出して頂きたいです…！！他の作品も全て見させていただいていますので、新作含めこれからも楽しみにしております(^-^) (2020年3月1日 12時) (レス) id: 85a3dfc575 (このIDを非表示/違反報告)
TOMO(プロフ) - 完結お疲れでした！こんなに素敵た作品作っていただきありがとうございます！またひとつ私にとってお気に入りの作品になりました！！他のメンバーのお話も好きです！ほんとkomさんのファンです！笑これからも楽しみにしております！ (2020年2月25日 22時) (レス) id: d1857b075a (このIDを非表示/違反報告)
Kom.(プロフ) - 愁(ｼｭｳ)さん» ありがとうございます＾＾心優しいお言葉、嬉しいです！自分のペースで頑張ります！！ (2020年2月24日 19時) (レス) id: 43390e139f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kom.
| 作成日時：2019年11月22日 22時
