Fascination × Kazuma Kawamura step4

Fascination × 174 ページ24

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A「うーん、その私が確定で行ける日はあってもいいかなって思いました」




樹「まじ？」




A「でもファンの人は女絡みなんていらないって思うかもしれない」




壱馬「..........A？」




A「本当は私なんか出なくていいって思ってるかもしれない。てかほとんどの人が思ってる」







みんながやりたいものと


ファンの人たちが求めてるものは必ずしも一致するとは限らない






A「それでみんなの評判が下がるか、それはみんな次第だしどんな風に魅せるかもみんな次第、それをみんなはどうしますか」






それでもみんなはやるって言うんだろうなあ


みんなみんな、やる気だ


私が腹をくくって好きにやるしかないのか


ファンの人たちを黙らせるくらいの


パフォーマンスを見せればいい


きっとみんなはそう言うんだ







壱馬「俺らはそれも覚悟やで、Aも含めて俺らの音楽やし」




北人「そう、だって壱馬と俺と陸さんと、いつも一緒に作り上げてるのはAもでしょ。それが俺たちの音楽」




陸「そうだね、俺たちの本当を見せると言う意味でむしろやった方がいいのかもしれない」




A「ふふ 笑 そっか、なんだかありがとう」




陣「俺たちはAのことが大好きやからな」




壱馬「俺はもっと、」




北人「壱馬、うるさい」




A「やめてください、健さんなに？」




健太「ねぇA？健太思うんだけど、Aが作ったトラック絶対本人に生でやってもらう方が聞き応えがあると思う。今の話に関係ないけどアンコールの1番最初、Aの作ったトラックでやるんだからAが来れる日はここはやって欲しいなって思う」




A「アンコール１番に私を出すつもりですか？」




健太「健太の意見」




力矢「いいかもしれないね、それ」




A「私、アンコールトップバッター？」




壱馬「A、言ってたやん。本当はあのステージに立ちたかったって」




A「それは立たせてもらってるけど、」




壱馬「俺たちがステージに上がりづらくなるぐらい、Aに盛り上げて欲しいんやけど」






絶対素敵なステージになるって思った


みんながいる、か


それって大切なことなんだなって






樹「ねぇA、俺と踊ろうよ」




A「樹が言うと変に聞こえる」




樹「Aも脱いで、ね？」




壱馬「おい樹！」









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