Fascination × Kazuma Kawamura step2

Fascination × 88 ページ38

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慎「やっぱ昼ぐらいは俺持つよ、....」




A「いいの。歳下に持たせるのはかっこ悪いでしょ。」




慎「なんかごめん.....」




A「ごめんじゃなくてありがとうのが嬉しいよ？」




慎「......ありがとう、」




A「いいえ、あとちょっと楽しもうね」






お昼ご飯を食べながら眉根を下げるまこ


かわいい歳下の子はこうやって甘やかしたくなるじゃん



うん、かわいいかわいい






慎「そのピアス、シャネルのだよね」




A「そう、かわいいでしょ？」




慎「なんかあげたい、からA！デパコス教えてよ」




A「もちろん！まこの恋応援できちゃうの？」




慎「ふふ 笑 お願いします」







ピアスはCHANEL


ネックレスはTiffany


香水はDior


今日のリップ、これもCHANEL




恋愛トークをするのは嫌いじゃない


まこにまさかバレてたなんて思いもしなかったけど


まこに彼女がいるのは前から知ってて


絶対かわいくていい人なんだろうなって確信してるから


こうやって陰ながら応援できるの、嬉しい




少し離れた表参道ヒルズ


デパコスだらけで楽しいんだ



女の人だらけで恥ずかしいのかもしれないけど


食い入るように見てるまこが


かわいいし、微笑ましく思える






慎「何がいいかなぁ....何がいいと思う？」




A「まこが一生懸命選んだのなら、なんでも嬉しと思うけど？」




慎「えーアドバイスください」




A「化粧品がいいの？アクセサリー系？」




慎「どっちが嬉しいかなぁ.....アクセサリー系だったらセンス違ったら嫌だし.....」




A「じゃあコスメの方見よう！」






周りを気にしないで


彼女さんのために一生懸命で


ワクワクしたその表情



見せてあげたいなぁ


うん、かわいいです 笑






A「リップがいいの？」




慎「うーん、リップだったらいくつあっても大丈夫かなって」




A「あーそうだね....そしたらこうやってセットになってんのもかわいいよ」




慎「これ中身選べるかな、」




A「選べる選べる、これがいいんじゃない？」




慎「これにする！」






彼女さんのイメージを聴きながら


手に腕にとリップをとっていき


私の意見も交えながらも


真剣に考えるまこのこの横顔はとても素敵で





恋するってこういうことなんだろうなって


私も恋したいなって思ったんだ






もう、恋してんのか、

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