【赤葦京治】お願いだ……俺だけでも信じてくれよ……！【黒尾鉄朗】

信じる･･･06 ページ8

赤葦side



……これは一体どういう状況なのだろうか。


俺の頭をポンポンと撫で続けている彼女の手。


なぜかと理由を聞いたところ………






貴「かわいいなって思ったから……




思わず………かな？」






なんて言う訳だ。


……“かわいい”？


高校生にもなって言われたことは初めてだ。


ましてや俺は男だ。


女にかわいいというのはまだしも、男にかわいいというのは………




正直、嬉しくない訳ではない。


しかも、ここは体育館入口。


さっきから木兎さん達もずっとこちらを見ている。






…………場所を変えるか。


そう思って、頭を撫でている彼女の手をつかむ。






貴「………………！？」






赤葦「すいません、木兎さん。




ちょっと抜けます。…俺がいないからってサボらないでくださいね……？」






木兎「おっ……………おう」






そう言って俺達は体育館を出た。

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すっごい眠い(・・;)

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