3話 ページ4
「ねぇ、おねぇさんがおごってあげるよ?一緒に遊ぼ?」
『すみません、』
と少年は断るがそれを面白く思わなかった女性が腕を掴もうとする
パシッ
しかしその手は袖に触れる事すら許されず。
手を振り払ったのは五条悟でも蓮水凉でもない
[気安く主様に触れようものとは愚かな人の子よ]
一般的には人には見えない、妖と称されるものが手を払ったのであった。
呪霊ではない。だがその力は呪霊には到底及ばない強大な力である。
今日は機嫌を損ねていないからまだ良かった。
機嫌が良くない日に凉に喧嘩なんぞ売るものならその腕一本無くなること位覚悟すべきである。
「あーらら。あんまり女の子をいじめるのは良くないんじゃない?凉くんよ」
『煩いな、女性は苦手なんだ。それに俺はいじめてなんかない。』
手を振り払われた女性は呆然と立ち尽くすのに対し、男性二人はまるで中学生のような会話をするのであった。
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結城伊織(2号)(プロフ) - hutoさん» コメントありがとうございます!まさか一日目でコメントが頂けるとは思わず驚いている次第です...ゆっくりですが頑張って更新しますのでこれからも蓮水をどうぞ見守ってやってください。 (2021年2月28日 11時) (レス) id: 35497234a0 (このIDを非表示/違反報告)
huto(プロフ) - これから更新楽しみにしてます!頑張ってください!お気に入り登録失礼します (2021年2月28日 0時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結城伊織 | 作成日時:2021年2月28日 0時