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「喫茶店のカレー。作り方変わったん？」
桃「へ？」
「いや、昨日食べてたらなんかちゃう味な気がしてん笑 気のせいかなーって笑」
はぁ…聞きたいことはちゃうかったのに…
でも、これも聞きたいことやったから別にええか
桃「流星さんって味覚すごいんですか？笑」
「え？」
桃「作り方は変わってませんよ笑 ただ…」
「ん？ただ…なに？」
途中まで言いかけてやめた望
作り方変えてへんならやっぱり望が作ったわけやないってこと？
桃「いや！なんでもないです！流星さんの気のせいですよ！笑」
嘘や。たしかに、望は何かを言いかけた。
別に、望が作ってへんからってどうのこうの言うつもりはない
ただ、俺は望に作ってほしかっただけやねん
あの男に作るなら、俺にも…
「ふっ…嫉妬やん…笑((ﾎﾞｿｯ」
桃「流星さん？」
俺がボソッと呟いた言葉
それはきっと望には届いてへんやろうな
ああ…まさか、このモヤモヤの正体に今気づくことになるなんて
俺、望に惚れてたんや
いつの日からか。望に。
「なぁ、望」
桃「はい？」
「今日の夜、カレー作ってくれへん？」
桃「え？またですか？」
「望のカレーが食べたいねん。あかん？」
桃「…いや！あかんくないです！作ります！」
「ふっ笑 ともも喜ぶと思うわ。昨日また食べたい言うてたから」
桃「え！ほんまですか！？嬉しいなぁ笑」
笑顔でともを撫でる望の姿にまた胸が鳴る
俺ん家に初めて来た時よりも、どこか母のような顔つきになってきた望
ともを見つめる瞳は優しいお母さんのようだけど
俺を見つめる瞳は年下らしさがあっていつも可愛い
そう思ってる俺は、望のことを勝手に嫁やって認識しちゃってるんやろうな
だから、俺よりも望と近い距離にいるあの男に…
俺の知らんところで望と仲良くしてるあの男に嫉妬してるんや
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まかろん(プロフ) - ぴさん» コメントありがとうございます！私の作品一覧から私のホムペを探していただければそこに記載されていると思います！ (6月25日 19時) (
レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最初から最後までキュンキュン止まらなすぎてずっと更新楽しみにしてました！！Twitterフォローしたいのですがアカウントがわからなくて困ってます🥺 (6月25日 18時) (レス) id: 87e97f8f62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まかろん
| 作成日時：2023年5月9日 14時
