❹❻ ページ46
⠀
"ピンポーン"
緑「パパ！パパ！！のんちゃん来た！！」
「ともー、まだわからんやろー？笑」
インターホンの音に反応して玄関へと走っていくとも
ただの宅配便の人かもしれんのに笑
"ガチャッ"
桃「おはようございます！」
「おう、おはよう！」
緑「ほら！のんちゃんや！！のんちゃん、おはよう！」
桃「ともくん！おはよう！！」
ともに急かされて誰かも確認せずに扉を開けると目の前には望の姿が
ふふっ笑 ほんま、ともは望のこと好きなんやから笑
桃「あ！流星さん、今日のお昼は外食にしませんか？」
「外食？」
桃「はい！美味しい和食のお店見つけて！ともくんと流星さんと行きたいなぁって思って…」
眉を下げて言うその姿に思わずそっぽを向いてしまった
なに今の顔。あざといっていうか…
桃「やっぱりダメですか…？」
緑「え、ダメなの…？とも行ってみたい…」
不安そうな望の声と、俺の服を掴むともの手
いや、別にそういうわけちゃうかってん
「行こ。たまには望の手料理以外もありやんな」
緑「ほんと！？やったー！のんちゃん、やったね！」
桃「うん！ほな今から朝ご飯作りますね！」
俺の一言ですぐ笑顔になった望
そんなに行きたかったんかな？
緑「のんちゃんのんちゃん！」
桃「ふふっ笑 ともくん、どうしたん？笑」
緑「今日のお昼ご飯…」
「ともー！望の邪魔したらあかんやろー？」
朝食を作る準備を始めた望の足元に行って声をかけるとも
怪我しても危ないから止めようと思ってんけど
桃「流星さん、大丈夫ですよ！話しながら料理することはよくあるんで笑」
"よくある"
その言葉が俺には引っかかってしまう
もしかして、その相手って…
「昨日の友達？」
桃「え？流星さん今何か言いました？」
「あ、いや、なんでもない！」
はぁ…俺、昨日から変やな
桃「ともくん、危ないからちょっと離れててな？」
緑「うん！」
桃「ふふっ笑 ともくん、ええ子やね！」
キッチンに目を向ければニコニコな望の姿
その笑顔はともに向けられてんのに
「…かわええなぁ」
自然とそう呟いてる自分に驚きが隠せなかった
「俺、なに考えてんやろ((ﾎﾞｿｯ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まかろん(プロフ) - ぴさん» コメントありがとうございます！私の作品一覧から私のホムペを探していただければそこに記載されていると思います！ (6月25日 19時) (
レス) id: db0491fff6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最初から最後までキュンキュン止まらなすぎてずっと更新楽しみにしてました！！Twitterフォローしたいのですがアカウントがわからなくて困ってます🥺 (6月25日 18時) (レス) id: 87e97f8f62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まかろん
| 作成日時：2023年5月9日 14時
