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「ミンギュ?ねぇミンギュってば」
抱きついたまま離れないミンギュ。
「話して?ね?」
「言いたくねぇ。やだ。」
なんなのこのガキ。自己中め。
「言ってくれなきゃわかんないじゃん。」
「バカにしない?言っても俺のことバカにしない?」
何を言ってるんだこいつは。
「しないよ。しないから言って。」
すると不機嫌そうに顔を上げ、話し始めた。
「さっきね、ステージで、Aが踊ってる時、すごくカッコよくて、惹かれて。やっぱり好きだなって思ったんだけど。ほかの見にきてた男達がお前のことジロジロ見てて噂してて、嫌だった。たしかにこんな可愛かったら見られるけど、嫌だった。」
ほんとに悲しそうな顔をして話すミンギュ。
でもさ、ごめん。意味がわかんない。笑笑
「あのさ、ミンギュ。それってさ、嫉妬しったってこと?」
「うん。すごく。妬いた。言ったじゃん嫉妬深いって。」
可愛いかよ。
「いつになったらこんな気持ちにならずに、すむの?お前はいつになったら俺のこと好きになるの?」
今までの人とは違う真剣なミンギュ。
今まで告白されたことはあったけど、ノリとか軽い気持ちでだったから嫌だった。
でも、ミンギュは違った。
真剣な気持ちには真剣に、答えなきゃ。
「ミンギュあのね、」
「私」
「・・・・」
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雨ノ宮心音(プロフ) - 実在する人物なので、オリジナルフラグを外した方がいいですよ!違反報告されます。 (2017年5月23日 22時) (携帯から) (レス) id: 665a044116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Saaa | 作成日時:2017年5月17日 17時