守りたいもの

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A「.....ん..... 」


ゆっくり目を覚ました奥さん



夜「Aおはよ。 よく眠れた？」


彼女の横に座り頬を撫でると


A「いい匂い」


夜「今夜はAの大好きなシチューだよ」


A「夜さんが作ってくれたんですか？」


夜「ん。そうだよ...コーンも沢山入れたからね」


A「嬉しいです！ありがとうございます」


頬に添えた俺の手に自分の手を重ねふわっと笑って


夜「たまには俺にも作らせてね」


そう言って軽く口付けると


頬を染めて「はい」と微笑んでくれて


A「夜さんは本当に優しいですね。

私は幸せ者です」


夜「Aが幸せって思ってくれる事が

俺は嬉しいよ...


Aを幸せにするってご両親との約束だからね」


A「...夜さん...私...夜さんの重荷になって.....」


言いかけた彼女の唇に人差し指を当てて


夜「大丈夫だよ。俺がしたくてそうしてるんだ。

だから.....Aには安心して欲しいな」


不安そうな表情で俺を見つめて


夜「ほら！そんな顔しないで！」


優しく頬を撫でると

ありがとうございますといつもの笑顔で答えてくれて

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