守りたいもの

あるオフの日 ページ33

今日は久々のオフ


一緒に家事をして

散歩がてら買い物に行って



何気ない普通の一日





太陽の光が差し込む窓際のソファに座り

気持ち良さそうに眠る俺の可愛い奥さん



寝室へブランケットを取りに行き
そっと奥さんに掛けてあげる



小さな命が宿った奥さんのお腹はもうすぐ臨月



大きくなったお腹
大切に守るように手が添えられて



夜「ちょっと疲れちゃったかな？」


奥さんの頬をそっと撫でて




夜「さて、夕飯の準備でもしようかな」


キッチンへ行きエプロンを着けて


今夜は彼女の好きな
コーンがたっぷり入ったシチュー






Aと結婚して一年ちょっと

Aは実家のお店の手伝いをしながら
家事もこなしている


お陰様で俺も仕事に集中できるのはいいけど


でも...ちょっと...寂しい.....かな



出産を控えた今は凛と澪からお店の手伝いを
しばらくお休みするように言われたらしい



プロセラやグラビのメンバーもAが不安に
ならないよう気にかけてくれて、オフの時はよく
Aの相手をしてくれている



身重の体で家事をするのは大変だろうから
俺がすると言っても、病人じゃないし、体を動かし
たいからと...譲ってくれない.....


あ〜見えてAは実は頑固なところがあるんだ



でも９ヶ月目に入ったくらいの頃から
夜が眠れないって.....よく言っている


だからこうやってお昼に眠ることもしばしば


そんな時はそっと寝かせてあげると

いつの間にかアニマルズが彼女に寄り添って
一緒に寝ているんだ

・→←あとがき

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す