28話 ページ29
《A side 》
メイク「Aちゃん、出来ましたよ」
鏡の中の自分を見ると
A「これ.....私？」
メイク「そうですよ。とっても綺麗ですよ」
A「私じゃないみたい...」
すると夜の担当していたメイクさんが来て
メイク「皆さん、チャペルの方へ移動されました」
さぁ、行きましょう...と手を引かれて
控え室から出ると
目を瞑って腕を組み、壁にもたれかかってる魔王様
メイク「お待たせしました」
その言葉にゆっくり目を開いて彼女を見ると
隼「っ！.....おやおやこれはこれは」
ゆっくり彼女に近づきながら
隼「予想以上の仕上がりだね...綺麗だよ」
そっと彼女の手をとって
隼「本当に世界一のお姫様のようだね」
A「隼さん...ありがとうございます。
魔王様の魔法のお陰でシンデレラになった気分です」
片方の手でドレスを掴んで恭しくお辞儀をすると
隼「このまま僕が攫って行きたいくらいだよ...」
A「ふふふ...そうですか？」
隼「余裕だね」
A「隼さんを信用していますから」
隼「おやおや...それは、喜んでいいのかな？
さて、大好きな夜のところに行こうか？
あんまり待たせると...夜が可哀想だからね」
A「はい。よろしくお願いします。隼さん」
彼にエスコートしてもらいチャペルの入口まで来て
A「はぁ...緊張してきました...」
隼「じゃぁ最後に隼さんの魔法をかけてあげよう」
ドレスが崩れないように優しく抱きしめてくれて
そっと背中を撫でて
隼「どう？まだ緊張してるかな？」
A「やっぱり隼さんは不思議な方ですね。
魔法が効いたみたい.....ありがとうございます」
隼「そう？良かった」
スタッフ「ドア、開きます！」
スタッフの言葉で彼女の横に立って左腕を出して
隼「お手をどうぞ.....お姫様」
A「はい」
ドアが開いて
隼「行くよ.....A」
一歩を踏み出した二人
バージンロードの先には白いタキシード姿の夜
《A side end》
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葵優(プロフ) - snowさん» snow様初めまして！私も夜くんが大好きで、まさに！優しい気持ちになれるのが私の中の夜くんのイメージだったので、そう言ってもらってとても嬉しいです！感想頂きありがとうございます！ (2017年10月7日 20時) (
レス) id: 2d0b063b71 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - 初めまして♪楽しく拝見させて頂きました。一気に読みました。夜君、大好きで、すごく優しい気持ちになれて、素敵でした。これからも頑張って下さい。 (2017年10月6日 9時) (携帯から) (レス) id: bc61ae6263 (このIDを非表示/違反報告)
葵優(プロフ) - リオさん» リオ様。ありがとうございます！更新遅いかもしれませんが完結出来るよう頑張りますね！ (2017年9月3日 21時) (レス) id: f95d921ba4 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 続きがとても気になります!!更新楽しみにしてます!! (2017年9月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 32df41d3f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵優 | 作成日時：2017年9月3日 1時
