23話 ページ24
《A side 》
メイクさんに手を引かれてどこかの部屋へ
メイク「さぁ、着きましたよ」
目隠しを外されて恐る恐る目を開けると
目の前にあるソレを見て
A「えっ！..........これ..........」
完全に固まってしまった彼女
コンコンとドアをノックする音
メイクさんがどうぞと言うとドアが開き
入って来たのは隼さん
隼「ちょっといいかい？」
彼女の横に立ち固まった彼女の頬を優しく撫でて
その手で彼女の両手を優しく握って
隼「A、これは僕達からのサプライズ。
二人が結婚式は挙げないって言ってたから.....
ねぇ...それは.....Aのご両親がいないから？
それとも...夜の仕事を考えての事.....かな？
それは違うと思うんだ...
Aには凛と澪...
グラビとプロセラの皆んながいるでしょ？
僕は、皆んなAと凛と澪の
家族だと思ってるんだけど.....
Aもそう思ってくれると嬉しいな。
それに夜がアイドルって言う事は...
気にする事なんてないんだよ。
アイドルって言っても、これは夜のプライベート。
前に僕は言ったよね.....？
夜とAの結婚を心からお祝いしたいって...」
A「隼...さん.....」
彼女の瞳からはポロポロと涙が零れて
その涙を優しく拭って今だけねと言って
優しく抱きしめて
A「隼さん...ありがとうございます...私...」
彼女の背中を優しく摩って
隼「大丈夫だよ...わかってるよ...だから泣き止んで、
早く着替えて綺麗なAを夜に見せてあげよう？
バージンロードは僕がエスコートするからね」
A「はい」
隼「このドレスは僕ら年長組が選ばせて貰ったんだ。
本当はAに選ばせてあげたかったんだけど...
なにせサプライズだったから.....ごめんね」
ホルターネックデザインのウエディングドレス。
露出はそんなになく年長組が選んだだけあって
上品で大人っぽい雰囲気のドレス。
A「いいえ...とっても素敵なドレスです。
ありがとうございます」
彼の胸から顔をあげて笑顔で答えて
隼「うん、Aは泣き顔もいいけど...
やっぱり笑顔の方がお似合いだよ」
さ、着替えておいで...と彼女を離して
A「はい」
隼「じゃ、Aを世界一の花嫁にしてあげてね」
メイク「はい！お任せ下さい！」
部屋を出て行った隼
《A side end》
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵優(プロフ) - snowさん» snow様初めまして！私も夜くんが大好きで、まさに！優しい気持ちになれるのが私の中の夜くんのイメージだったので、そう言ってもらってとても嬉しいです！感想頂きありがとうございます！ (2017年10月7日 20時) (
レス) id: 2d0b063b71 (このIDを非表示/違反報告)
snow(プロフ) - 初めまして♪楽しく拝見させて頂きました。一気に読みました。夜君、大好きで、すごく優しい気持ちになれて、素敵でした。これからも頑張って下さい。 (2017年10月6日 9時) (携帯から) (レス) id: bc61ae6263 (このIDを非表示/違反報告)
葵優(プロフ) - リオさん» リオ様。ありがとうございます！更新遅いかもしれませんが完結出来るよう頑張りますね！ (2017年9月3日 21時) (レス) id: f95d921ba4 (このIDを非表示/違反報告)
リオ(プロフ) - 続きがとても気になります!!更新楽しみにしてます!! (2017年9月3日 18時) (携帯から) (レス) id: 32df41d3f9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葵優 | 作成日時：2017年9月3日 1時
