4話 ページ5
葵「こんばんは」
『CLOSE』の札が掛かったドアを開けると
A「あ、皐月さん！ お待ちしておりました」
葵「すみません…閉店後のお店をお借りして」
A「大丈夫ですよ。お気になさらないで下さい」
葵「あの、オーナーさんは？」
お店を見渡してもそれらしき人はいなくて
A「叔父は帰りましたよ」
カウンターの横を抜けて案内されたのは、
お店のキッチン
必要な材料や道具は既に準備されていて
エプロンをかけながら、
と言うことは...今、ここには自分と彼女しかいない
憧れの彼女と二人きり…
そのことに気付いてしまって
なるべく平静を装ってはいるものの…
心臓のドキドキがハンパない…
葵「あ、あの、帰りは俺、送って行きますから！」
勇気を出して言ったものの
A「ありがとうございます。 そう言って頂いて申し訳ないのですが…私の家、ここの2階なんです...」
彼女は高校生の頃ご両親を亡くし、
その後、親戚であるここのオーナー夫妻の元に来たらしい。
叔母さんにお店を継いで欲しいと家ごと託されて、
今はお店の2階で独り暮らし。
叔父さんは2年前に叔母さんが亡くなった後、
自分が所有しているマンションに引っ越したそうだ。
A「私は時間気にしなくていいんですが、皐月さんは時間、大丈夫ですか？」
話している間も彼女は材料の分量を測ったり道具をテキパキと準備して
葵「俺も、時間は大丈夫です。 それと呼び方…葵でいいですよ」
A「そうですか？...では私もAでお願いします。敬称無しで。後、敬語も…年も近そうだし」
葵「そうだね、A先生！よろしくお願いします」
A「はい、では、始めましょう！」
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葵優(プロフ) - てくさん» てく様、教えていただきありがとうございます。慣れていない事もあり、未熟な所もあり申し訳ございません。これからは気を付けます。本当にありがとうございました。 (2017年7月7日 19時) (
レス) id: 3c1378837a (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年7月7日 18時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵優 | 作成日時：2017年6月25日 17時
