19話 ページ21
A「春さん...
私どうしていいか…わかんないよ…
葵はアイドルで、ファンもいっぱいいて、ドラマにも出演して可愛い女優さんや、綺麗な女優さんと共演して...キスシーンだってあるし.....私、葵の事好きなのに...このまま好きでいていいのかなって。
お仕事だって割り切れなくてヤキモチ妬いて...........そんな自分が腹立たしい。私、贅沢になってる...葵と出逢った頃はこんな事思った事もなかった...」
彼女の瞳からはポロポロと涙が零れて
頭を撫でていた手を肩に回して
春「Aちゃん、アイドルの恋人になるっていうのはそういう事も付いてくるんだよ。それを受け入れる覚悟がいるってこと。ちょっと厳しい事を言ってると思うけど、Aちゃんが葵くんのことを好きなようにファンの皆んなも葵くんのことが好き。ドラマだって脚本によっては女優さんとのキスシーンだって外せない場合もある..........でもね、ひとつだけ違う事何かわかる？」
そう聞かれて、彼女はううんと首を左右に振って
春「どんなにファンの子たちが葵くんの事が好きでも、
葵くんはAちゃんの事だけを好きって事。
キスシーンだって仕事上のお芝居。
でもAちゃんとはお芝居なんかじゃないでしょ？
もっと葵くんの事信じてあげてもいいんじゃない？」
A「春さん...私...葵のこと好きでいていい？」
潤んだ瞳で春さんを見上げて
春「もちろん！
それにね、好きな子がヤキモチ妬いてくれたり、好きな子に困らせられたり、自分の事独り占めしたいって思っくれたり、わがまま言ってくれたりするのって、男としては嬉しかったりするもんだよ。きっと今のAちゃんの言葉、葵くんが聞いたら嫌いになるどころか、もっとAちゃんの事が好きになると思うよ.....今だってAちゃんの事大好きなんだから！だから、胸張って葵くんの恋人でいなさい」
そう言うと肩をぎゅっと抱きしめられて
A「うん....春さん.....ありがと.....」
さすが春さん...と言って春さんの肩に寄りかかって
安心したのか、泣き疲れたのか、彼女は眠ってしまって
春「ったく...こんな無防備に...」
優しく微笑んで涙を拭いてあげて
春「こんなに可愛いこと言われたら、
葵くんもかっこよくいたいよね.....」
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葵優(プロフ) - てくさん» てく様、教えていただきありがとうございます。慣れていない事もあり、未熟な所もあり申し訳ございません。これからは気を付けます。本当にありがとうございました。 (2017年7月7日 19時) (
レス) id: 3c1378837a (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年7月7日 18時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵優 | 作成日時：2017年6月25日 17時
