10話 ページ11
A「そろそろいいかも」
シフォンケーキの型を触って冷めている事を確認して
小型のナイフを型に沿って手際よく動かす彼女
A「で、ひっくり返して.....よっと...はい！出来上がり！ 葵大丈夫そう？」
彼を見ると、
葵「う〜ん.....A〜上手くいかないよ〜」
眉間にシワを寄せて、なかなか型から出てこないケーキに苦戦中
A「どれどれ...こうやって、こうすると...ほら！」
彼のケーキを二人で出して
葵「出てきた！A！出てきたよ！うっわぁ〜ふっわふわだ！」
子供のようにはしゃいで嬉しそうにキラッキラの笑顔で言う彼
A「うん！上手く出来たね！」
笑顔で褒めてあげると
葵「A先生のお陰です！」
A「いえいえ、葵が頑張ったからだよ！」
葵「えへへ....ありがと」
少し食べてみる？と聞いて自分が作ったのと、葵が作ったのを少しだけ切り取って
A「こっちが私で、こっちが葵が作ったやつね。食べてみ」
右手に彼女の、左手に自分のを持って、一口ずつ食べて
葵「！...ふわふわで、でもしっとりもしてて、俺のもAのと同じだよ！」
A「ほんと？」
どれどれと彼が一口食べたケーキをパクッと食べて
葵「.....！.....//// (こ、これって...か、間接...キ...////)」
A「うん！ちゃんとふわふわの中にもしっとり感あるね！ 成功だね…って…葵？赤くなってどうしたの？」
不思議そうに彼の顔を覗いて
葵「......A、無自覚？」
そう言われて彼の手元を見て、ハッと気付いた彼女
A「ご、ごごごごめんね....つ、つい.....////」
彼女の顔がみるみる赤くなって、恥ずかしくなったのか顔を背けて
葵「ふふふ.....可愛いね」
こんな些細な事がとても嬉しくて、思い切って打ち明けて良かったと.....
葵「あ、もうこんな時間.....楽しいとあっという間に過ぎちゃうね」
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葵優(プロフ) - てくさん» てく様、教えていただきありがとうございます。慣れていない事もあり、未熟な所もあり申し訳ございません。これからは気を付けます。本当にありがとうございました。 (2017年7月7日 19時) (
レス) id: 3c1378837a (このIDを非表示/違反報告)
てく - 違反になりますので、オリジナルフラグを外していただけませんか？ 作品作成のルール・注意点・ガイドラインにも載っていますのでおめ通しください (2017年7月7日 18時) (レス) id: 42191458d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵優 | 作成日時：2017年6月25日 17時
